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02、女神ハーディス:1

冥界の女神の登場です。


  ●【No.002】●



「辺りが真っ暗じゃ…」



ワシゃ、死んだのかのう?


ここは暗黒空間、周りはまったく見えない。

とはいえ、ワシ自身の身体はしっかりと見えておる。

何もない暗黒空間で浮いておるのか?

ただ、さ迷っているだけ…。



「ここは天国か? それとも地獄なのか?」



すると、不意に遠くの方で黒いフードを被った黒いマントの何かが、まるでこちらの方を向いて見ているように見えた。



暗黒空間で何も見えないはずなのに、この世界で黒いフードと黒いマントが見えたのが、なんとも不思議な光景じゃったよ。



さらに次の瞬間、ワシの目の前で突然、一瞬だけ光始めた。

(まばゆ)い光が収まると…そこには、


金髪の腰まで伸びたロングヘアーに碧色の瞳で欧州の人間みたいな世にも美しい顔立ちの、しかも巨乳のナイスバディのお姉ちゃんが純白のウエディングドレスを着て、オマケにブーケまで持ってワシの前に現れた。



「ハロー 迷える子羊ちゃん」


「……何っ!?」


「残念だけど、あなたは死にました。」


「……そうか……」


「さらに残念なコトに今は、天国も地獄も満員御礼の大渋滞で入るコトが出来ません。」


「なんじゃと!?」


「最近、死んでいく人間が多くて困ってますわ。」


「それでは、ワシはこれから一体どうすれば……っ!?」


「ご心配には及びませんわ。 そういう時は異世界転生と言う方法を使いますわ。」


「…異世界…転生…?」


「はい、そうですわ!」


「ところで、お前さんは一体何者なのじゃ?」


「これは申し遅れました。 私は冥界の女神、ハーディスですわ。」




冥界の女神はまだ続きます。


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