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絶望老人が異世界転生をしたら、99年間で最強無双になってしまった!  作者: 賭博士郎C賢厳
※【ゲーム感覚・ダンジョン攻略】
291/326

276、四階フロア

  ●【No.276】●



 とある異世界の某大陸にある『魔族の国』の岩山にある『魔雲塔』の中。 そこに勇者ポグルスが、一人だけで塔の内部に侵入。 ここはあの大魔王イザベリュータが支配する大陸と『魔族の国』…。 そんな大魔王イザベリュータは今、この世界にいない。 何処(どこ)か違う世界にお出掛け中。 だから今だけ、この『魔雲塔』は大魔王イザベリュータの管理・監視下に置かれておらず、自由に侵入できる。



 勇者ポグルスが松明を持って、四階フロアを歩く。

 勇者ポグルスに魔物(モンスター)の仲間がいる。

 それがブルームスライムとゲル=パンサード・オレンジと魔悪死ホワイト使いだ。

 この魔族や魔物が棲む『魔族の国』の『魔雲塔』までやって来たけど、ここは大魔王イザベリュータのお膝元である『大魔王城』から程近い岩山にある塔。 だからいつでも大魔王イザベリュータが見ている。 そんな彼女がもし戻ってきたなら、さすがの勇者ポグルスも大ピンチ…。


 またこの塔の某所に大魔王イザベリュータ側近の上位魔族がいる。 そんな上位魔族を相手に勇者ポグルスが、果たして勝利できるのか? それと彼女が戻ってくるまでに、この塔を攻略して脱出することができるのか?






 四階フロアを歩く勇者ポグルスたち。 四階からは出てくるモンスターが複数種族存在する。 それから四階フロアも複雑な迷宮や(トラップ)とかはなく、三階に()りる階段から五階へ上がる階段までは、何もないただ広い空間があるだけ。 この四階さえも見渡しのいいフロアになっており、手抜きというよりも一種のアート作品なのかもしれない。


 出現するモンスターは三階からの魔悪死シリーズ→魔悪死ブルー使いと魔悪死レッド使いと魔悪死グリーン使いと魔悪死ブラック使いの四種類。 それとエロ=ルーラー・スカーレットとエロ=ルーラー・バイオレットとエロ=ルーラー・エメラルドとエロ=ルーラー・ブラウンの四種類。 エロ=ルーラーとはエロを支配する者の意味。 これまで出現した魔物(モンスター)よりは少し強いけど、それでも勇者ポグルスの相手になる強さのレベルではない。






 そこで登場魔物(モンスター)を少しだけ紹介する。


 この敵は少し特殊だが、勇者ポグルスには関係ない。

 これらのモンスターは『大魔王城』にもいるモンスターであり、よく物語の終盤に出没するモンスターなのだ。



※ステータスの高さ

 A→非常に高い

 B→なかなか高い

 C→普通

 D→少し低い

 E→かなり低い

 ━→なし



1.《エロ=ルーラー・スカーレット》

 レベル:14

 耐久力:D

 魔法力:D

 攻撃力:D

 守備力:D

 機動力:D


 火属性。

 正体不明の謎モンスターであり、女性を意のままに操ることができる。

 攻撃方法がないため、敵パーティーに女性が居なかったら、詰みである(アウト)

  

 【カオスダンス】

 女性を混乱させる。

 ※敵(味方)に攻撃する。

 威力:D 魔力:E 命中:35%

 【ランスステップ】

 女性を一定時間の間、操作できる。

 ※衣服を脱いで、敵(味方)を動揺させる。

 威力:C 魔力:D 命中:42%


 【カオスダンス】と【ランスステップ】は併用可能。


 主な生息地

  魔雲塔 .四階フロア→出現率:28%

  大魔王城.四階フロア→出現率:22%

 ※出現個数:1~2体



2.《エロ=ルーラー・バイオレット》

 レベル:14

 耐久力:D

 魔法力:D

 攻撃力:D

 守備力:D

 機動力:D


 水属性。

 正体不明の謎モンスターであり、女性を意のままに操ることができる。

 攻撃方法がないため、敵パーティーに女性が居なかったら、詰みである(アウト)

  

 【カオスダンス】

 女性を混乱させる。

 ※術者を守る。

 威力:D 魔力:E 命中:36%

 【ランスステップ】

 女性を一定時間の間、操作できる。

 ※衣服を脱いで、敵(味方)に攻撃する。

 威力:C 魔力:D 命中:44%


 【カオスダンス】と【ランスステップ】は併用可能。


 主な生息地

  魔雲塔 .四階フロア→出現率:27%

  大魔王城.四階フロア→出現率:23%

 ※出現個数:1~2体



3.《エロ=ルーラー・エメラルド》

 レベル:14

 耐久力:D

 魔法力:D

 攻撃力:D

 守備力:D

 機動力:D


 風属性。

 正体不明の謎モンスターであり、女性を意のままに操ることができる。

 攻撃方法がないため、敵パーティーに女性が居なかったら、詰みである(アウト)

  

 【カオスダンス】

 女性を混乱させる。

 ※敵(味方)を眠らす。

 威力:D 魔力:E 命中:39%

 【ランスステップ】

 女性を一定時間の間、操作できる。

 ※衣服を脱いで、じっとしている。

 威力:C 魔力:D 命中:45%


 【カオスダンス】と【ランスステップ】は併用可能。


 主な生息地

  魔雲塔 .四階フロア→出現率:25%

  大魔王城.四階フロア→出現率:25%

 ※出現個数:1~2体



4.《エロ=ルーラー・ブラウン》

 レベル:14

 耐久力:D

 魔法力:D

 攻撃力:D

 守備力:D

 機動力:D


 地属性。

 正体不明の謎モンスターであり、女性を意のままに操ることができる。

 攻撃方法がないため、敵パーティーに女性が居なかったら、詰みである(アウト)

  

 【カオスダンス】

 女性を混乱させる。

 ※敵(味方)を困惑させる。

 威力:D 魔力:E 命中:42%

 【ランスステップ】

 女性を一定時間の間、操作できる。

 ※衣服を脱いで、男性を消去させる。

 威力:C 魔力:D 命中:48%


 【カオスダンス】と【ランスステップ】は併用可能。


 主な生息地

  魔雲塔 .四階フロア→出現率:26%

  大魔王城.四階フロア→出現率:27%

 ※出現個数:1~2体


 以上が四階フロアに出現するモンスターである。





 それらのモンスターを勇者ポグルスが難なく苦もなく、あっさりと倒していく。 その背後からブルームスライムとゲル=パンサード・オレンジと魔悪死ホワイト使いが援護射撃する。 しばらくモンスターを倒しながら何もないただ広いだけの空間をまっすぐ先に歩くと、五階に上がる階段が見えてきた。


「おお、階段か…?」

「やったぁーー♪」

「ガルル♪」

「おう、ようやく階段か…」


 階段を見つけて喜ぶ一行。 だがしかし、()()()()()()()()()()にも気づく。


「おお、アイツは…?」

「むむっ!」

「ガルル!」

「アヤツ?」


 丁度階段の手前にエロ=ルーラー・レジェンドがいる。

 正体不明の謎モンスターの伝説的存在(レア)である。

 もしかして四階フロアのボスか?

 だがしかし、今までの流れからして、もしかしてアイツも仲間希望者か? だけど外見だけで判断してはいけない。 あんな見た目でも油断してはいけない。


 そう思った勇者ポグルスが戦闘準備に入る。


 すると―――


「待て! 我も敵ではない!

 攻撃するな!」

「えっ!?」

「うっ!?」

「ガル?」

「なんだと!?」


 なんとエロ=ルーラー・レジェンドも喋れた?

 やっぱりコイツもか?


「敵ではない…だと?」

「我も仲間にしてもらいたい。」

「おおっ、やっぱりそうなのか?」

「やったぁーー! 仲間だぁーー!」

「ややっ! 彼もか?」

「ガルルゥ~~」

「なるほど、あの様子だと仲間の敵討ちとかではないか? 俺の仲間になりたいか?」


 やっぱりエロ=ルーラー・レジェンドも俺たちの仲間になりたいみたいだ。


「ああ、我もきっと役に立つ」

「ふふふ、いいだろう。

 モンスターならば仲間に()れても問題ない。」

「ふっ、礼を言う」

「やったぁーー! 仲間が増えたぁーー!」

「ガルルゥ~~!」

「おう、心強いぞ!」

「よーし、この勇者ポグルスに続けぇー!」

「うん、わかったよ!」

「ガルル!」

「おう、いざ!」

「我も行くぞ!」


 ここに勇者ポグルスはエロ=ルーラー・レジェンドを仲間にした。 この流れ、まさしくドラゴン関係の某RPGの…モンスターを仲間にできる主人公の()()! だがしかし、彼はあくまで勇者であり、操師(テイマー)ではない。 何かあるのか? とはいえ、これで勇者ポグルスに念願の仲間がどんどん増えてきた。


 ゲル=パンサード・オレンジの背中にブルームスライムが乗り、その後ろに魔悪死ホワイト使いとエロ=ルーラー・レジェンドがいて、勇者ポグルスの背後をついていき、そのまま五階へ階段を(のぼ)る。


※[命中]とは、それぞれ【カオスダンス】と【ランスステップ】の成功率を表す。

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