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絶望老人が異世界転生をしたら、99年間で最強無双になってしまった!  作者: 賭博士郎C賢厳
A.アーサンティラル王国編
28/329

24、操師エクリバ:1

新キャラ登場~♪

  ●【No.024】●



ヴァグドーたち三人は、次の目的地である第6の都市、ナトリザの町に向かって進み始めていて、カグツチとロンギルスの二人を馬車に乗せて、ヴァグドーは二頭の馬を両手で引いて歩いていた。


今回からは馬車が使用可能であり、最大四人までが馬車の中に乗れる事ができるのだが、ヴァグドーの性格からして彼だけは決して、馬車には乗らないであろう。


既にヴァグドーのパーティーになりつつある、この集団はリーダーであるヴァグドーにカグツチとロンギルスの二人は、逆らわずに命令に従っていて、また馬車を入手できた事により、二人の娘に対する負担が減少した事は、ヴァグドーにとっても悩みの種がひとつ減ったことになる。


今度の街であるナトリザの町は、北東の高台にあって坂道を登って行かなければならないのだが、ここで馬車を手に入れた事が非常に大きくて、ヴァグドーは坂道をまるで普通の道の様にすんなりと歩いていき、それを見ていた二人の娘が凄く感心していた。





ナトリザの町に行く途中の道の外れにある、大きな切り株の上に一人の女性が座っていた。


ヴァグドーたち三人が通り過ぎようとしたら、女性が立ち上がり声をかけてきた。


その容姿は橙色の髪の腰まで伸びたロングヘアーに橙色の瞳と、橙色で露出度が少しある服と少し短いミニスカートと少し短いマントを身に付けていて、橙色のムチを持った全身が橙色の可愛い顔立ちの美少女が立っていた。


「ねえ…ちょっと、そこのかっこいいお兄さん?」


「…ん? なんじゃ?」


「もし…よかったら私を、その馬車に乗せてくれないかしら? この坂道…疲れちゃって…」


「ワシらはこの先にあるナトリザという町に向かっているのじゃが?」


「別にいいの。 自由気ままに旅をしているから、目的地なんてないわ。」


「お前さん…名前は…?」


「私の名前はエクリバよ。 あなたは何て言うの?」


「ワシの名前はヴァグドーじゃよ。 ほれ、構わんから乗るがいいぞ。」


「ホント? ありがと! ヴァグドーさん♪」


そう言うとエクリバは、ヴァグドーが所有する馬車に乗り込んでいき、馬車の中にはカグツチとロンギルスとエクリバの三人が座っていた。


「あら~ もしかして…ヴァグドーさんって、ハーレム状態なのかしら?」


「なんだ、お前は!?」


「私の名前はエクリバよ、ヨロシクね。 ヴァグドーさんの許可はもらっているわよ。」

「そうか、私の名前はカグツチだ…よろしく…」

「私の名前はロンギルスです。 宜しくお願いします。」


「しばらくの間、一緒に居させてもらうわよ。」

「ふん、ヴァグドー師匠がそれでいいと言うのなら、勝手にすればいい。」


「え? …師匠…?」

「はい、カグツチさんはヴァグドー様の…戦闘のお弟子さんなんですよ。」


「へぇ~ そうなのね。」

「………」





ヴァグトーたち四人は、夜には第6都市、ナトリザの町に到着しており、今夜はまず宿屋に宿泊するようだが、この街で一番大きい宿屋に泊まる様である。


「はぁ~ やっと着いたわ~」


この宿屋で一番広い一部屋にヴァグドーたち四人が宿泊する様であり、部屋のドアを開けると、左端と中央奥の方に長細ソファーがあり、さらにその奥にはベッドと大きな窓があり、中央にはテーブルがあり、右端にもベッドがもうひとつあって、別室にはシャワーやトイレも完備されている。


「じゃあ、シャワー…浴びてくるわよ。」


最初にカグツチとロンギルスの二人が、一緒にシャワーを浴びていて、次にエクリバが一人でシャワーを浴びていて……浴び終えると―――


 今回の二人の娘の姿が、

カグツチは赤色のブラジャーに赤色で両脇が紐で結ばれているパンティーの下着姿であった。

ロンギルスは白色と水色の縞模様のブラジャーに同じく白色と水色の縞模様のパンティーの下着姿であった。


 一方の―――

エクリバの方は紫色で布面積が少ないブラジャーに紫色で布面積が少なく両脇が紐で結ばれているパンティーの下着姿であり、彼女の方もかなり大きな胸をしている。


三人の娘はまだ身体中に、少しだけ水滴が残っている凄く色っぽい格好で、タオルを両肩にかけて現れていた。


「はぁ~ 気持ち良かったわぁ~♪」


カグツチとロンギルスの二人は、一緒のベッドに寝る様であり、エクリバは一人でベッドに寝る様であり、ヴァグドーはソファーで寝るのだが、これらは全てヴァグドーの指示である。


この頃になると、エクリバはヴァグドーのコトを「ダーリン」と呼ぶようになり、話しかけていた。


「ねえ 私…ダーリンのコトが凄く気に入ったわ。 これからも一緒に居ていいかしら?」


「ワシと一緒にいたいのなら、好きにすればいい。 ただし、ワシの命令には従ってもらうぞ。 …いいな?」


「ええ、勿論よ。 どんなコトでもして・ア・ゲ・ル♪」


「………」


こうしてヴァグドーたち四人は、その後は眠ってしまい、夜を明かしていた。



 

この第6の都市では、一体何が起こるのか…?

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