表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
絶望老人が異世界転生をしたら、99年間で最強無双になってしまった!  作者: 賭博士郎C賢厳
H.天使族.VS.堕天使編
253/329

248、【隠密隠蔽光弾】

  ●【No.248】●



 なんと『悪魔神モドキ』の姿が消えてしまった。


 一体何処(どこ)へ行ったのか?


 そこで『堕神坊ベルシェールトン』と《クリスタル.エルフニア.ノヴァドラゴン》と《クリムゾン.エルフニア.ノヴァドラゴン》が周囲を見渡す。


「ば、バカな……?

 消えた……だと?」

『わ、我々の攻撃を喰らって消滅したのでは……?』

「否、いくら我々の攻撃が強力でも、あの程度の攻撃で消滅したとは考えられない。」

『では攻撃を喰らって、その(スキ)に逃げたのでは……?』

「否、我々の攻撃を喰らっていながら、そのまま逃亡したとは考えられない。」

『それでは一体……?』

『これはどういうことだ?』

「さ、探せ! まだその辺にいるはずだ! よく探すんだ!」

『『くっ…』』


 さらに『堕神坊ベルシェールトン』と《クリスタル.エルフニア.ノヴァドラゴン》と《クリムゾン.エルフニア.ノヴァドラゴン》が周囲を見渡す。 だけど、ここははるか上空であり、隠れる場所などない。


 なので『堕神坊ベルシェールトン』と《クリスタル.エルフニア.ノヴァドラゴン》と《クリムゾン.エルフニア.ノヴァドラゴン》が驚愕・困惑・狼狽する。


 それは()()()『悪魔神モドキ』の姿も気配も()()()()()()()()()()()()()()()()()


 ()()()()()()()()()()()()()()・・・?

 ()()()()()()・・・?






 そこから『堕神坊ベルシェールトン』と《クリスタル.エルフニア.ノヴァドラゴン》と《クリムゾン.エルフニア.ノヴァドラゴン》の背後上部から、なんと『悪魔神モドキ』が突然出現した。 それと同時に左拳から、極限まで黄色のエネルギーを集中させて、すぐに『堕神坊ベルシェールトン』の後頭部めがけて振り下ろす。


 ズガァァーーン!!


 その黄色のエネルギーの大型弾丸が『堕神坊ベルシェールトン』の後頭部めがけて高速接近する。 無言で放った技だけど、さすがに無音という訳にもいかず、この【隠密隠蔽光弾】が『堕神坊ベルシェールトン』の後頭部()()()直撃すれば上出来である。


「なんだ?」

『『ん?』』


 技を放つ轟音に気づいて、後ろを振り向く『堕神坊ベルシェールトン』と《クリスタル.エルフニア.ノヴァドラゴン》と《クリムゾン.エルフニア.ノヴァドラゴン》だけど、そこに彼らの目の前に、なんと黄色のエネルギーの大型弾丸が、すぐそこまで高速接近していた。


 ズガァァーーン!!


「な、なんだとっ!?」

『おい、これはっ!?』

『うわっ、ヤバイぞっ!!』


 突然の背後からの攻撃に驚愕・困惑・狼狽する『堕神坊ベルシェールトン』と《クリスタル.エルフニア.ノヴァドラゴン》と《クリムゾン.エルフニア.ノヴァドラゴン》だけど、咄嗟に『堕神坊ベルシェールトン』が上昇して、《クリスタル.エルフニア.ノヴァドラゴン》と《クリムゾン.エルフニア.ノヴァドラゴン》が、それぞれ左右に避けて、この【隠密隠蔽光弾】から(のが)れる。


(その【隠密隠蔽光弾】が何処(どこ)にも当たらず、何処(どこ)かへ飛び去った。 [A1])


 そんな【隠密隠蔽光弾】の放った方を見てみると、もう既に『悪魔神モドキ』の姿が消えていた。


『いない?』

『消えた?』

「一体何処(どこ)行った?」


 また周囲を見渡すけど、やっぱり『悪魔神モドキ』の姿がない。






 するとまた『堕神坊ベルシェールトン』と《クリスタル.エルフニア.ノヴァドラゴン》と《クリムゾン.エルフニア.ノヴァドラゴン》の背後上部に突然出現する『悪魔神モドキ』が、再び左拳から黄色のエネルギーの大型弾丸【隠密隠蔽光弾】を『堕神坊ベルシェールトン』の後頭部めがけて放つ。


 ズガァァーーン!!


 いくら隠密・隠蔽した行動をしても、どんなに無言を貫いても、技を放つ時に轟音がするので、()()を聞いて咄嗟に避けられてしまう。 それでもこの【隠密隠蔽光弾】を使用する理由は()()()()()()()()彼の遠距離攻撃の技が、()()()()()()()()()()()


 でも、それでも使用する。


 この黄色のエネルギーの大型弾丸【隠密隠蔽光弾】が、再び『堕神坊ベルシェールトン』の後頭部に高速接近する。


 ズガァァーーン!!


「な、何っ!?」

『この音は?』

『ま…また…?』


 技の高速接近する轟音を聞いて咄嗟に避ける。 今度は後ろを向いたまま『堕神坊ベルシェールトン』がさらに上昇して、それと《クリスタル.エルフニア.ノヴァドラゴン》と《クリムゾン.エルフニア.ノヴァドラゴン》も、またそれぞれ左右に回避する。


(その【隠密隠蔽光弾】が何処(どこ)にも当たらず、何処(どこ)かへ飛び去った。[A2])


 ちなみに技を放った『悪魔神モドキ』も、もう既にその場から姿を()していて、慌てて()()を見ても、もう誰もいない。


『またいない!』

『クソッ、ちょこまかと!』

「これが奴の戦い方か?

 もし、あの技に音が()せる能力があれば、我々はもう既に()られていたのか?」

『ちっ、厄介な技を!』

『奴は何処(どこ)へ消えた!』


 また周囲を見渡すけど、やっぱり彼の姿を確認できない。 攻撃の瞬間だけ、姿を現し、移動する時には、姿を()す戦法。 ()()()()()()を繰り返す。






 この後も『悪魔神モドキ』が『堕神坊ベルシェールトン』と《クリスタル.エルフニア.ノヴァドラゴン》と《クリムゾン.エルフニア.ノヴァドラゴン》の背後上部から突然出現して、再度左拳から【隠密隠蔽光弾】を『堕神坊ベルシェールトン』の後頭部めがけて放つ。 それがたとえ高速接近しても、轟音に気づき咄嗟に避けられても、この攻撃方法を連続して繰り返す『悪魔神モドキ』に、果たして勝機や策略があるのか?


 さらに当たり損ねた【隠密隠蔽光弾】は、一体何処(どこ)へ行ってしまったのか?


この『悪魔神モドキ』が使用する特殊能力とは―――まさか・・・?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー cont_access.php?citi_cont_id=676877153&size=135
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ