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天然?

「絶対入らない!」

私は全力で、文句を言った。ユウはどこ吹く風、という感じで聞き流している。

すると、今まで別のクラスメートと話していた優実が、こちらを向いた。

「ねえねえ、ユウ君、だっけ?そろそろ教室に戻った方がいいと思いますのよ?確かあなたのクラスの担任は、怖いと評判の田中先生ではなくて?」

「やべっ。」

そう呟くと、教室から出て行った。いったは、いいものの、去り際にこんなことを宣言して行った。

「放課後、音楽室に来いよ!来なかったら回収に来るからな。」

この、イマイチ痛いのかわからない台詞に私のクラスの女子は色めき立った。

きゃ~きゃ~言っている。あの台詞のどこがよかったのだろうか。

全くをもってわからない女子の感性に呆然としてると優実が、頬を紅潮させながらこういった。

「凄いですわ!よく彼にあのような言葉を言わせて見せてくれましたわ!」

喜んでいるのかイマイチよくわからないけど、喜んで見えるからまあいっか。

先生が、来てホームルームが始まる前に先生がなんで女子はそんなに顔が赤いんだ?と聞いたことは言うまでもない。

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