メイ
ボーイミーツガールを描くなら、魅力的なヒロインを。
大天使サリエル。その名の意味するところは『神の命令』。およそ100年前、禁忌を冒した彼女はその名を失った。
長い時を経て得た新しい名前はメイ。名付けたのは出海慶太である。
身長155センチ。B79W57H77。
灰の瞳がショッキングピンクに輝く時、その目を見た者に様々な効果を及ぼす魅惑の瞳を発揮する。
オーラの色は朱色。
触れた相手の傷を癒す治癒の法を持つ上、自分自身は不老且つ殆ど不死というチートぶり。
攻撃力も高いが、弱点としてマナの回復が遅い。マナとは、この世界での魔力のようなもの。
初めはメイという名で呼ばれる事を拒否していた。それはたった一人の友人を失うという、過去の悲痛な経験が繰り返されるのを恐れた為であった。
「こんなにも辛い思いをするのなら、私は一人でいい」
しかし慶太の「友だちになってくれないか」という言葉に少女は変わる。作者が言うのもなんだが、『フレンドトリーティ』から『落涙フォーリンエンジェル』の流れは秀逸。この作品の最初のヤマである。
kou氏が拙作にハマった一番の理由は、たぶんこのシーンのメイが彼にとってどストライクだったのだろう。
「めちゃめちゃ可愛い! 可愛い過ぎるにも程がある!」
と思ったらしい。作者の思い入れのあるシーンに共感してくれるのは、凄く嬉しいものだ。
気になった方はどうぞ本編へ。