皆で宿泊!
完結まで数話かかりそうです。
最後の期末テストも終わり、那葵の都下高校の合格も決まったので、皆である宿に泊まりに来た。
ちなみに、宿代は田中 燐黨という人が出してくれたらしい。
屋敷もかなり広いが、これから泊まる宿は屋敷よりさらに一回り広かった。
「ようこそおいでくださいました」
中に入ると、女将さんが出迎えてくれた。
挨拶を終えると、女将さんは立ち上がった。
「お部屋に案内しますね」
そう言って歩き出したので、女将さんの後についていった。
「ここの5部屋を御好きに使ってください」
そう言って一礼すると、女将さんは去って行った。
「えっと右側が、春の間、桜の間、川の間か」
崙が右側の部屋の名前を読み上げる。
「んで、左側の部屋が……」
鵺盧磨が左側の部屋の名前を確認する。
「…嵐の間と、……混沌の間……」
鵺盧磨が読み上げた名前に、皆一瞬沈黙した。
「…さて、部屋割決めようか!」
獅和が何事もなかったかの様に言った。
その言葉に皆同意した。
悩みに悩んだすえ、くじで決定することにした。
1~5の数字が書かれた棒を箱に入れて、準備が完了。
1から、春の間、桜の間、川の間、嵐の間、そして混沌の魔だ。
ちなみに、道具を何で持っていたのかは秘密だ。
くじの結果、スタード、淤煉、坤耶、茈縵が春の間。
悠莉、那葵、填杏、刀加斗が桜の間。
延紀、藺昂、鷺丹、威偪が川の間。
劉翔、智悟、崙、千夜封が嵐の間。
臨、鵺盧磨、沙彌、獅和が混沌の間になった。
明日から3日間、この宿に泊まる。
続きは次回!




