5話
これが見つかったらやばい。___
「どうかしましたか?山川君??」
すると桜さんは、きょとんとして、俺の見ていたほうを見た。すると桜さんは「はっ」とあいつらのことを気づいてみた。
「場所変えましょうか?」
気を聞かせて桜さんが聞いてくれた。
「そうだな。悪いけど、変えようか。」
俺が振り返って、店内を出ようとしたとき。
「おぉ、山川!お前どうしてここに・・・。って桜さん!?なんでこいつといるの?」
やばい、ややこしいのに見つかった。どうしようか。よしこうなったら
「特に何でもないよ。ごめんじゃあ帰る。行こう桜さんっ」
俺は、無理やり桜さんの手首を引いて店内から出て行った。しばらく小走りしながら、街を歩いた。しばらくして、強く握っていた手首を離した。
「ごめんね。痛かった?」
「大丈夫です。」
ああ、台無しだせっかく二人で遊びに行けると思ったのに・・・。俺がうつむいて、ため息をついていると、近くから、3~4人の不良がやってきた。
「おい、彼女!そんな男と遊ぶんじゃなくて、俺たちと遊ぼうよww」
「や・・やめてください。触らないでっ」
どうしよう、桜さんがあいつらに絡まれている。助けなきゃ
「おい。お前ら桜さんが嫌がっているじゃないか。話してやれよっ。」
「ああ!!!調子に乗ってんじゃねえよ。おいお前ら、こいつやっちまおうぜ!!」
「了解!」
すると、俺の腹や肩、手に激痛が走った。
「ぐぅ・・・・」
今の一撃で、相手の拳が俺の溝に入った。
それ以外の場所も激痛に襲われた。その時だった
「あなたたち、いい加減にしなさい!!」
桜さんは言い放った。いつもとは違う雰囲気の桜さんだった。こんなこと、前にもあったような気が・・・。その時の桜さんは髪を一つにくくり勇ましかった。