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1話

ああ、うるさいなぁ。 俺は心の中でそう思う。教室の中では、男子たちが紙を丸めてキャッチボールをしてたり、楽しく話している。まじめに勉強してるのは俺と、学級委員の、星川君と、桜さんぐらいだ。そして、俺はひそかに桜さんに惹かれている。

そういえば、俺のことを言ってなかったね。俺の名前は山川千。高校一年生だ。見ての通りここは、学級崩壊のクラスⅠのD。先生も全然注意しないし、まぁ生徒にとっては、天国(?)みたいなものだろう.。次に、学級委員なついて簡単に説明しておこうか。

星川君は、かっこよく、勉強ができスポーツもできる、いわいるスーパーマンだ。女子はあんな子がタイプなんだろうな・・・。そして次に桜さん、桜さんは本好きでよく休み時間に本を読んでいる。髪の毛が長く、おとなしく まぁ、文学少女だ。

いつも桜さんと話したいと思うけど、勇気が出ない。いつも一人だから話しやすいのだけど、たまに隣の星川君と話しているだけであとはだれとも基本は、一人だな・・・。あれ、ちょっと待て、まさか、桜さん星川君のことが!!!ないよ それは・・ね。ぐわあああああ自分で言って落ち込んできたな。まぁそんなこと気にせずに今日こそ、話しかけに行くぞ俺!

「あ・あの、桜さん・・・。///」

「なあに、山川君・・・?」

不思議そうに見つめてくる、桜さんの顔を見てると自分が何を考えてるか忘れてきた。

「きょ、今日はいい天気だねっ!」

外を見ると、雨が降っていた。それもとても激しい。それなのに俺は、『今日はいい天気だね』と言ってしまった///。絶対、変な人って思われた。うわぁ、最悪だ。

桜さんは、案の定笑って

「山川君って、面白いねww」

といった。俺は、今まで生きていた中で一番恥ずかしくなって。「なんでもないよっ」と言って、机に突っ伏したまま、ボーとしていた。

すると、俺と仲のいい、山口と、富中が来て

「おい、山川。見てたぞ。お前ホント何やってんだww。まぁそんなお前にちょっと元気取り戻してほしいから、今日ゲーセンに行かないか?」

「え、いつごろ?」

「夜の10時ごろ」

俺は聞いた瞬間、こいつ頭おかしいの顔思った。俺はふつう10時に寝るからだ。

「なんで、10時なんだよ。俺はもう寝てるよその時間は」

「お前真面目か!いやな10時ごろにゲーセンで有名な、人が出現するらしくって、えーっと名前はなんだったかな、確か、『カンナ』とか言ってたな。すっごく強くって、大柄な男より強いらしい。でも女・・・。俺は絶対そんな女いやだな・・・ww」

俺は少しその、『カンナ』とかいうやつを見たいと思った。

「・・。仕方ないな、分かった。10時だな。」俺は、言った。

「約束だからな!山川千!!」

「ああ、はいはい」俺は簡単に返事した。

にしても、男より強い女はどんな奴かな?どうせ、俺の嫌いなキャッピキャッピの、いまどきの女子なんだろうな。


         そして、10時

俺は10時ピッタリについた、山口と、富中はとっくについていたらしい。

「おおい、遅かったじゃないか、山川君よぉ」

「ああ、すまんな。じゃあ入るか。」

俺が店内へ入った、すると客がある一点を見ている、俺もそこ、を見ると。そこには、ロングヘアーの

(黒髪)に、真っ白なロングワンピースを着た、俺と同い年の少女が、太鼓の達●を真剣にやっていた。しかもすごくうまい。周りの人は、(俺も含む)みんな彼女のほうを見ている。ああ、何分俺は彼女を見ていたんだろう。彼女は太鼓の達●を終えると、バックをあさりながら店を出ようとしていた。その時彼女のバックから、生徒証明書が落ちた。そこには、『桜 神流』とか言っていた。

え・・・。桜さん・・・。

俺はそう思う居ながら、店内を出て行こうとする彼女の手首をにぎった。

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