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めぐる世界の光と闇と  作者: 弦巻桧
番外編・後日談
47/65

Dialogue

短い会話形式のものを3つ集めました。


アレックスとジャック、メグと雛子の会話は、拍手で公開済み。

【Dialogue -A×J-】

 メグの知らない、アレックスとジャックの会話です。


Take 1


「メグは、可愛いよな」


「そうだね」


「ジャック……やはりお前もメグ狙いか!!」


「違うって!!」




Take 2


「メグは、可愛いよな」


「……そうかなぁ?」


「おいジャック! 俺のメグが可愛くないわけないだろう。お前、目が腐って……

 ハッ! そんなこと言って油断させて、俺からメグを奪う気だな!? ダメだぞ! つか絶対そんなことさせねえ! あいつは俺のだ!!! いくら友達でも、これだけは譲ってやらんからな!!」


「奪う気なんてないよ……。君は何て答えれば納得するの? 

 それに友達って言ってもさ、君が僕に何かを譲ってくれたことなんて、今まで一度でもあったっけ……?」




懲りずに Take 3


「メグは可愛いよな」


「アレックスはメグのどこが好きなの?」


「全部に決まっているだろう。そもそも最初に見た時から――――」



(……話が長いよ、アレックス。もうどれくらい経ったかな)




さらに Take 4


「メグは可愛いよな」


「…………」


「……ふっ、散歩してる姿も可愛い……」


「え!? 見えてるの!? 今!?」


「ああ……今すぐ抱きしめてぇー」


(これ、きっと放っておくのが正解なんだね)




【Dialogue -M×H-】

 本編終了後の、メグと雛子の会話です。


「メグって、アンパ○マン好きなんやったっけ」


「そうです!! 初恋の君です!!」


「マジかい……。けど、あんたのリアルな彼氏は全然アンパ○マンに似てへんやん」


「え? 似てますよ。マントとか、イニシャルAなところとか」


「マントはあの国の魔法使いみんなやし! イニシャルAもゴッロゴロいてるわ!」


「んー。他に共通点……。うーん、顔は丸くないですし、空も飛ばないですし……。髪……はアンパ○マンには生えてませんし――」


「毛が生えたパンとか嫌やわ」


「んーと、でもああ見えて意外と正義感は強い方だと思いますし、優しいですし、私を守ってくれますし、ヒーローって感じでカッコ良くないですか?」


「そう見えてんのはあんただけちゃうか? つーかノロケか!」




【Dialogue -A×His brother-】

 こんな物も書いていました。埋もれてたのを発見。

 アレックスの里帰り時の、兄との会話です。


「ただいま帰った」


「あー、おかえりアレックス」


「兄貴。――その腕に抱いてる赤ん坊は?」


「え? ああ、俺たちの妹だよ。会うの初めてだっけ」


「……妹?」


「どした?」


「いつの間に生まれてたんだ?」


「え?」


「つーか俺、母さんが妊娠してたことも知らなかったぞ!?」


「ウソ!! 知らせたよ!? つーかもう、この子生後半年なんだけど!」


「な……」(絶句)


――実家との連絡は、定期的に取りましょう。


アレックスと兄の会話は、一体いつの里帰りの時の話?


アレックスは兄弟が多いです。

メグは一人っ子。でも近所に住んでるイトコが、よく彼女の実家に入り浸っているようです。

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