Dialogue
短い会話形式のものを3つ集めました。
アレックスとジャック、メグと雛子の会話は、拍手で公開済み。
【Dialogue -A×J-】
メグの知らない、アレックスとジャックの会話です。
Take 1
「メグは、可愛いよな」
「そうだね」
「ジャック……やはりお前もメグ狙いか!!」
「違うって!!」
Take 2
「メグは、可愛いよな」
「……そうかなぁ?」
「おいジャック! 俺のメグが可愛くないわけないだろう。お前、目が腐って……
ハッ! そんなこと言って油断させて、俺からメグを奪う気だな!? ダメだぞ! つか絶対そんなことさせねえ! あいつは俺のだ!!! いくら友達でも、これだけは譲ってやらんからな!!」
「奪う気なんてないよ……。君は何て答えれば納得するの?
それに友達って言ってもさ、君が僕に何かを譲ってくれたことなんて、今まで一度でもあったっけ……?」
懲りずに Take 3
「メグは可愛いよな」
「アレックスはメグのどこが好きなの?」
「全部に決まっているだろう。そもそも最初に見た時から――――」
(……話が長いよ、アレックス。もうどれくらい経ったかな)
さらに Take 4
「メグは可愛いよな」
「…………」
「……ふっ、散歩してる姿も可愛い……」
「え!? 見えてるの!? 今!?」
「ああ……今すぐ抱きしめてぇー」
(これ、きっと放っておくのが正解なんだね)
【Dialogue -M×H-】
本編終了後の、メグと雛子の会話です。
「メグって、アンパ○マン好きなんやったっけ」
「そうです!! 初恋の君です!!」
「マジかい……。けど、あんたのリアルな彼氏は全然アンパ○マンに似てへんやん」
「え? 似てますよ。マントとか、イニシャルAなところとか」
「マントはあの国の魔法使いみんなやし! イニシャルAもゴッロゴロいてるわ!」
「んー。他に共通点……。うーん、顔は丸くないですし、空も飛ばないですし……。髪……はアンパ○マンには生えてませんし――」
「毛が生えたパンとか嫌やわ」
「んーと、でもああ見えて意外と正義感は強い方だと思いますし、優しいですし、私を守ってくれますし、ヒーローって感じでカッコ良くないですか?」
「そう見えてんのはあんただけちゃうか? つーかノロケか!」
【Dialogue -A×His brother-】
こんな物も書いていました。埋もれてたのを発見。
アレックスの里帰り時の、兄との会話です。
「ただいま帰った」
「あー、おかえりアレックス」
「兄貴。――その腕に抱いてる赤ん坊は?」
「え? ああ、俺たちの妹だよ。会うの初めてだっけ」
「……妹?」
「どした?」
「いつの間に生まれてたんだ?」
「え?」
「つーか俺、母さんが妊娠してたことも知らなかったぞ!?」
「ウソ!! 知らせたよ!? つーかもう、この子生後半年なんだけど!」
「な……」(絶句)
――実家との連絡は、定期的に取りましょう。
アレックスと兄の会話は、一体いつの里帰りの時の話?
アレックスは兄弟が多いです。
メグは一人っ子。でも近所に住んでるイトコが、よく彼女の実家に入り浸っているようです。