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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

アルカナファイト!エーデルワイス

掲載日:2025/12/10

このゲームはコンピューターゲーム版も公開しています。

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~カードの見方~


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■ゲームで使用するカード

 本ゲームでは、日本で主流なアングロアメリカンタイプのトランプを使用する。このトランプは、JOKERとエクストラJOKERの2枚のカードに加え、[スペード][ハート][クラブ][ダイア]の4つのスートがあり、各スートにAJQKそして2~10の数字カードの13枚のカードがある54枚のものを指している。

 なお、本ゲームでは、JOKER、エクストラJOKERは使用しない。52枚のトランプのみを使用する。

 また、カードに書かれているAJQK或いは数字といったランクも参照しない。スートのみを見てゲームをプレイしよう。


■ゲームの準備

 JOKERを除く52枚のトランプをシャッフルし、山札にする。その後、先攻・後攻をじゃんけんなどランダムな方法で決定し、互いに4枚ずつ山札から手札に加える。


■フィールドの見方

▼先攻後攻場札

(1)本ゲームにおける場札は、先攻と後攻で分けられる。

 先攻と後攻で場札は共有されないので注意しよう。

(2)場に出せるカードは、[スペード][ハート][クラブ]に限られる。

  [ダイア]のカードは場に出すことができないので注意しよう。

(3)[ハート]のカードはタテ向きで場に出せる。

  [スペード]や[クラブ]のカードは横倒しの状態で場に出さなければならないので注意しよう。


▼山札と捨て札

 本ゲームにおける山札と捨て札は、先攻と後攻で共有される。先攻と後攻の場札の間に横向きで置く。この時、先攻にとって左が山札、右が捨て札、後攻にとって右が山札、左が捨て札になるように配置すること。


▼手札の扱い

 本ゲームでは、先攻と後攻は互いに手札を持つ。基本的には、相手に見えないようにプレイすること。最初は、互いに手札をオープンにしながらプレイして、練習してみるのも良いだろう。見せない場合でも枚数は聞かれたら答えること。

 手札はこのゲームにおいて指揮官の資源だ。

 カードの召喚は指揮官の資源を消費して行われる。


■世界観

 ここは、獣人とモンスターが暮らす世界。

 獣人は植物の放つマナと呼ばれる栄養素からエネルギーを獲得でき、何かを食べる必要すらなくなっていた。

 しかし、DNAメチル化が進行すると、獣人はモンスターになる運命にあった。

 DNAはたんぱく質の設計図だ。

 DNAのATCGのC、シトシンのがメチルシトシンに置き換わる現象が発生すると、そこに対応するたんぱく質が生成できなくなってしまう。

 獣人はDNAメチル化が進行すると、マナからエネルギーを獲得できなくなってしまうんだ、

 そうなってしまったら、他の獣人を食らうほかない。

 そうなってしまった存在こそ、モンスターと呼ばれる者たちだ。


■[スペード]のカード

 剣を構えた獣人をあらわすカードだ!

 攻撃フェイズにタテ向きのこのカードを1枚横倒しにすることで攻撃を行えるカード。攻撃に対して、相手プレイヤーは、ブロックかガードを行わなければならない。もし、ブロックもガードも行

えない場合、ターンプレイヤーの勝利となる。


■[ダイア]のカード

 資源を投入した兵器をあらわすカードだ。

 ガードは防御フェイズに手札からカードを1枚捨てることで行える。この時、[ダイア]のカードを捨てた場合、カウンターが発生する。

カウンターが発生した場合、ターンプレイヤーは、攻撃に使用した[スペード]のカードか、自分の場のタテ向きの[クラブ]のカード1枚を捨て札に置かなければならない。

 これは、兵器に対応するため、剣を構えた獣人や、献身的な魔法使いである獣人が己の限界を突破しそれを防いだが、その代償は大きくモンスターになってしまったことをあらわす。


■[ハート]のカード

 シールドを構えた獣人をあらわすカードだ。

 防御フェイズにタテ向きのこのカード1枚を横倒しにすることでブロックを行える。


■[クラブ]のカードの特殊能力

 献身的な魔法使いの獣人をあらわすカードだ。

 [クラブ]のカードには、「ライオンハート」「追撃の構え」「ブレイク」の三つの特殊能力が存在する。これら三つの特殊能力について解説する。


▼ライオンハート

 防御側は、迎撃フェイズに、自分の場にタテ向きの[クラブ]のカードがあれば、それを1枚横倒しにすることで、自分の場の横倒しの[ハート]のカード1枚を指定して、そのカードをタテ向きに戻すことができる。これを「ライオンハート」と呼ぶ。

 献身的な魔法使いがシールドを構えた獣人を癒しているのだ。


▼追撃の構え

 攻撃側は、追撃フェイズに、自分の場にタテ向きの[クラブ]のカードがあれば、それを1枚横倒しにすることで攻撃に使用した[スペード]のカードをタテ向きに戻すことができる。これを「追撃の構え」と呼ぶ。

 献身的な魔法使いが剣を構えた獣人を癒しているのだ。


▼ブレイク

 攻撃がブロックされており、「追撃の構え」をおこなっていたなら、攻撃側の「追撃の構え」に使用した[クラブ]のカードと防御側のブロックに使用した[ハート]はブレイクフェイズに捨て札に送られる。これを「ブレイク」と呼ぶ。

 これは献身的な魔法使いの獣人が己の限界を突破し、剣を構えた獣人を強化したが、その代償は大きく、献身的な魔法使いの獣人はモンスターとなった。

 また、剣を構えた獣人による攻撃を対処したシールドを構えた獣人も、その一撃の重さにモンスター化したことをあらわす。


■捨て札とモンスター化

 カウンターやブレイクが発生した時、獣人たちは己の限界を突破する行動を取る。

 しかしながらその代償は大きく、DNAメチル化が一気に進行し、DNAメチル化性マナ供給不全症候群モンスターへと至る。

 そうなってしまった存在は他の獣人を喰らうほか、生きる道がないため、指揮官の元を離れ、モンスターとして生き始める。

 捨て札はモンスター化した獣人たちである。



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~ターンシークエンス~


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■攻撃側と防御側

 このゲームは、先攻と後攻が交互に手番を行うことで進行する。

 手番中のプレイヤーをターンプレイヤー又は攻撃側、手番中でない側のプレイヤーを防御側と呼ぶ。

 なお、各々の手番は、ドロー、メイン、アタックの3つのステップで構成されており、アタックステップはさらに、攻撃、迎撃、防御、反撃、追撃、ブレイクの6つのフェイズで構成されている。


■勝利条件

 基本的には、攻撃が防がれなかったプレイヤーの勝利となる。

 ただし、山札が0枚の状態でドローステップを迎えた場合は、手札の多いプレイヤーの勝利となる。もし、手札の枚数が同じなら、後攻の勝利となる。


(1)ドローステップ

 攻撃側は、山札からカードを1枚引き手札に加え、さらに、自分の場の横倒しのカードがあれば、それら全てをタテ向きに戻す。カードを引く直前、既に山札が0枚なら手札の多いプレイヤーの勝利となる。もし、手札の枚数が同じなら、後攻の勝利となる。


(2)メインステップ

 攻撃側は、自分の手札に[ダイア]以外のカードがあれば、自分の場のカードの枚数に関わらず、その中から1枚だけ場に出せる。この時、[スペード]や[クラブ]は横倒しで、[ハート]はタテ向きで場に出すこと。


(3)アタックステップ

 アタックステップは次の6つのフェイズに分けられる。


(1)攻撃フェイズ

 攻撃側は、自分の場にタテ向きの[スペード]のカードがあれば、それを1枚横倒しにすることで、攻撃できる。攻撃しなかった場合、即座にターンを終了し、攻撃側と防御側を入れ替える。


(2)迎撃フェイズ

 防御側は、自分の場にタテ向きの[クラブ]のカードがあれば、それを1枚横倒しにすることで、自分の場の横倒しの[ハート]のカード1枚を指定して、そのカードをタテ向きに戻すことができる。 これを「ライオンハート」と呼ぶ。


(3)防御フェイズ

 防御側は、手札1枚を捨てるか、自分の場のタテ向きの[ハート]のカード1枚を横倒しにすることで、攻撃を防ぐことができる。前者を「ガード」後者を「ブロック」と呼ぶ。どちらもおこなわなかった場合、攻撃側の勝利となる。


(4)反撃フェイズ

 防御側が[ダイア]のカードを捨てて攻撃をガードした場合、「カウンター」が発生する。

「カウンター」が発生した場合、攻撃側は、攻撃に使用した[スペード]のカードか、自分の場のタテ向きの[クラブ]のカード1枚を捨て札に置かなければならない。


(5)追撃フェイズ

 攻撃側は、自分の場にタテ向きの[クラブ]のカードがあれば、それを1枚横倒しにすることで攻撃に使用した[スペード]のカードをタテ向きに戻すことができる。これを「追撃の構え」と呼ぶ。


(6)ブレイクフェイズ

 攻撃がブロックされており、「追撃の構え」をおこなっていたなら、攻撃側の「追撃の構え」に使用した[クラブ]のカードと防御側のブロックに使った[ハート]のカードは捨て札に送られる。これを「ブレイク」と呼ぶ。なお、このフェイズが終わり次第、攻撃フェイズに戻る。


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~追加ルール~


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▼クラスについて

 アルカナファイト「エーデルワイス」の追加ルールだ。

 ゲームの準備を行う前の時点で互いにクラスを決めておく。

 選んだクラスのカードを印刷し、スモールサイズのカードスリープにスモールサイズのトランプ

のジョーカーのカードと一緒に入れておこう。

 ジョーカーを除く52枚のトランプをシャッフルし、山札にした後、自分の場にクラスのカード

を裏向きで置く。

 先攻・後攻はその後じゃんけんをして決める(勝った方が先攻となる)

 その後、先攻・後攻4枚ずつ山札から引き手札に加えた後、「アルカナファイト!エーデルワイ

ス」の掛け声とともにクラスのカードをオープンする。

 クラスによって、アルカナファイトのルールが少し変化するぞ!


■クラス名

 ガーディアン

▼効果

(1)手札が0枚の時、場から横倒しのカードをガードに出せる

(2)(1)をおこなった場合、カウンターが発生する

備考▼

互いに手札0枚の接戦の時に活きて来るぞ!


■クラス名

 バディサモナー

▼効果

 スペードやクラブのカードを召喚した時、キミの手札にハートのカードがあれば、それを横倒しで自動的に特殊召喚する。

備考▼

 序盤の展開で、防御が手薄になりにくいぞ!


■クラス名

 ウィザード

▼効果

 クラブのカードを召喚した時、キミの場にスペードのカードがないなら、タテ向きで召喚する。

▼備考

 次の相手ターンにクラブのカードを即ライオンハートができるぞ!


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~追加ルール2~


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 通常ルールでは、「攻撃側は、自分の手札に[ダイア]以外のカードがあれば、自分の場のカードの枚数に関わらず、その中から1枚だけ場に出せる。この時、[スペード]や[クラブ]は横倒しで、[ハート]はタテ向きで場に出すこと」とあるが、次のように変更する。

  攻撃側は、自分の手札に[ダイア]以外のカードがあれば、自分の場のカードの枚数に関わらず、その中から1枚選んで場に出さなければならない。この時、[スペード]や[クラブ]は横倒しで、[ハート]はタテ向きで場に出すこと。

 もし、全ての手札がダイアなら、自身の手札全てを公開し「ダイアモンドダスト」を宣言することで召喚を免れることができる。


▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼


~リプレイ~


▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲

【1ターン目オモテ】

「ドロー!

「[スペード]のカードを横倒しで召喚!」

 そういい、手番を終える竜人。


【1ターン目ウラ】

 俺はカードを1枚引く。

「[ハート]のカードをタテ向きで召喚!」


【2ターン目オモテ】

 俺が手番を終えると、竜人はカードを1枚引いた。

 タテ向きにされる[スペード]のカード。


「[クラブ]のカードを横倒しで召喚!」


 アタックはせずに、竜人は手番を終えた。


【2ターン目ウラ】

  俺は再びカードを1枚引く。

 俺の出したカードもまた[クラブ]のカードである。

 [クラブ]や[スペード]といった黒いスートのカードは横倒しで出さなければならない。


【3ターン目オモテ】

「ドロー!

「場の横倒しの[クラブ]のカードをタテ向きにして、手札から[クラブ]のカードを横倒しで召喚!

「[スペード]のカードでアタック!」


横倒しにされる[スペード]のカード!

俺は[ダイア]のカードをガードに出した!


「[ダイア]のカードでカウンターだ!」


 [ダイア]のカードでガードした場合、攻撃側は攻撃に使った[スペード]のカードか、タテ向きの[クラブ]のカードを1枚捨てなければならない。

 ここは当然。

「[クラブ]のカードを捨ててターンエンド」


【3ターン目ウラ】

「俺のターン、ドロー!

「[クラブ]のカードを横倒しで召喚!」


  アタックに使える[スペード]のカードが来ていない以上、[クラブ]のカードで盤面を整えていく俺。

 手札には[ダイア]のカードがもう1枚と[ハート]のカードが2枚。


【4ターン目オモテ】

「ドロー!」


 カードを1枚引く竜人。

 [スペード]、そして[クラブ]のカードがタテ向きにされる。


 「[クラブ]のカードを横倒しで召喚!

 「[スペード]のカードでアタック!」


 「[ダイア]のカードでカウンターだ」


 「[クラブ]のカードを捨ててターンエンド」


 [ダイア]のカードを使い切ってしまったが手札には[ハート]のカードがある。

 万が一[ダイア]のカードを引けなくとも[ハート]のカードを出せば間に合う。

 むしろ[スペード]のカードを引ければ攻撃の準備が整うのだが。


【4ターン目ウラ】

 そう思いながらカードを1枚引く。

 引いたカードは[クラブ]のカードだった。


 「[ハート]のカードを召喚!」


 防戦一方だが、決して悪くない盤面。


【5ターン目オモテ】

「ドロー」


 [スペード]、そして[クラブ]のカードがタテ向きに戻される。


「[スペード]のカードを横倒しで召喚。

「[スペード]のカードでアタック」


「[ハート]のカードを横倒しにしてブロック!」


「[クラブ]のカードを横倒しにして、[スペード]のカードをタテ向きに。

「[クラブ]のカードを捨てて、[ハート]のカードを捨て札に」


  [ハート]のカードは減ってしまったが、まだ1枚残っている。


「[スペード]のカードでアタック」


「[ハート]のカードでブロック」


「ターンエンド」


【5ターン目ウラ】

「俺のターン!ドロー!」


 俺は[ハート]のカードをタテ向きに戻した。

 手札には、[クラブ]のカード1枚と[ハート]のカード1枚、そして今引いた[ダイア]のカードが1枚。

 ここは……。


「[クラブ]のカードを横倒しで召喚!」


 こちらの場には、既にタテ向きの[クラブ]のカードが2枚と[ハート]のカードが1枚。

 相手の場には、[スペード]のカードが2枚。

 [ハート]のカードが破壊される心配はない。

 [クラブ]のカードを横倒しにすれば、[ハート]のカードはタテ向きに戻せる。


  だから俺は[クラブ]のカードを召喚した。

 手札の数だけみれば、俺は劣勢だが、場札を合わせれば戦力は拮抗している。

  後は[スペード]のカードが来るのを待つばかりだ。


【6ターン目オモテ】

「ドロー」

タテ向きにされる[スペード]のカード2枚。

竜人が出して来たのは、[ハート]のカード。


「[スペード]のカードでアタック」」


「[ハート]のカードでブロック」


「もう一枚の[スペード]のカードでアタック!」


「[クラブ]のカードを横倒しにして、[ハート]のカードをタテ向きに。

「[ハート]のカードでブロック」


【6ターン目ウラ】

「俺のターンだ!

「ドローするぜ?」


  ついに来た!

 [スペード]のカード!


 俺は[クラブ]のカード2枚と[ハート]のカードをタテ向きにすると、[スペード]のカードを場に出した!


「[スペード]のカードを横倒しで召喚!

「ターンエンド!」


「ついに来たか!」


【7ターン目オモテ】

 俺の出した[スペード]のカードにそう反応する竜人。

 カードを1枚引き、[スペード]のカード2枚をタテ向きに戻せば「[スペード]のカードを横倒しで召喚」そうい

い、ターンエンドする。


  無理もない。

 [スペード]のカード2枚では、[クラブ]のカードが3枚もある盤面を崩すことはできない。


【7ターン目ウラ】

 俺はカードを1枚引き、[スペード]のカードをタテ向きに戻す。

 俺の引いたカードは[スペード]だった。


「[スペード]のカードを横倒しで召喚!

「もう1枚の[スペード]のカードでアタック!」


「[ダイア]のカードでカウンターだ!」


「タテ向きの[クラブ]のカードを1枚捨てる。

「[クラブ]のカードを横倒しにして、[スペード]のカードをタ

テ向きに。

「[スペード]のカードでアタック」


「[ダイア]のカードでカウンターだ」


「[スペード]のカードを捨て札に置いてターンエンド」


「中々やるじゃないか! 」


【8ターン目オモテ】

「ドロー」


 竜人はカードを1枚引くと、[スペード]のカード1枚

をタテ向きに戻す。


「[ハート]のカードを召喚!

「[スペード]のカードでアタック!」


「[ハート]のカードでブロック!」


「[スペード]のカードでアタック」


「[クラブ]のカードを横倒しにして、[ハート]のカードをタテ向きに!

「[ハート]のカードでブロック」


「もう1枚の[スペード]のカードでアタック」


「[ダイア]のカードでカウンターだ」


「ターンエンド」


【8ターン目ウラ】

「俺のターン」


 俺はカードを1枚引くと、[クラブ]のカード2枚と[ハート]のカード1枚、そして[スペード]のカード1枚をタテ向きに戻した。

 俺の引いたカードは[スペード]のカード。

 だが……。


 俺は守るためではなく、攻めるために[ハート]のカードを場に出した。


「行くぜ!

「[スペード]のカードでアタック!」


「[ハート]のカードでブロック」


「[クラブ]のカードを横倒しにして、[スペード]のカードをタテ向きに!

「横倒しにした[クラブ]のカードを捨てて、[ハート]のカードを捨て札に!

「[スペード]のカードでアタック!」


「[ハート]のカードでブロック」


「もう1枚の[クラブ]のカードを横倒しにして、[スペード]のカードをタテ向きに!

「もう一度横倒しにした[クラブ]のカードを捨てて[ハート]のカードを捨て札に!

「[スペード]のカードでアタック!」


「手札を1枚捨ててガード」


「よし!」


【9ターン目オモテ】

「お見事!

「ドロー!」


 タテ向きに戻される[スペード]のカード2枚!

 竜人が場に出したのは、[クラブ]のカードだった。


「[クラブ]のカードを横倒しで召喚!

「ターンエンド」


【9ターン目ウラ】

「よし!俺のターンだな?」


  俺の引いたカードは[ハート]のカード……!

 しかし、相手の場に[ハート]のカードはもうない!

 俺は、[スペード]のカードを場に出す!


「[スペード]のカードを横倒しで召喚!

「[スペード]のカードでアタック!」


「手札を1枚捨ててガード」


 残る山札24枚、その内[ハート]のカードは3枚だけ。


【10ターン目オモテ】

 竜人がここで[ハート]のカードを引かなければ、俺の勝ちとなる。


「くっ……」


 どうやら、運に恵まれたのは俺のようだ。


「[スペード]のカードを横倒しで召喚。

「[スペード]のカードでアタック」


「[ハート]のカードでブロック」


「[クラブ]のカードを横倒しにして[スペード]のカードをタテ向きに!

「[クラブ]のカードを捨てて、[ハート]のカードを捨て札に送る。

「[スペード]のカードでアタック」


「[ハート]のカードでブロック」


「[スペード]のカードでアタック」


「カードを1枚捨ててガード」


「出せる手は尽くした。

「後悔はない!

「かかって来るが良い」


「よし!」


【10ターン目ウラ】

 俺はカードを1枚引いた。

 引いたカードは[ハート]のカード……。

 もし、1枚カードの順番が違っていたら勝敗はわからなくなっていた。

 俺は[スペード]のカード2枚と[ハート]のカードをタテ向きにする。


 「[スペード]のカードでアタック」


 相手の手札は0枚。

 ブロックもガードも行えない場合はターンプレイヤーの勝利となる。


「お見事!

「おぬしの勝ちじゃ」

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