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崩壊した世界でアンドロイドと旅をする  作者: Grace
なっとくできない今
27/30

あてのない旅の予定

旅に必要な物を買って回ることにした


ジュリエッタ「あ、あそこのお店でコーヒーが飲めそう」


セシル「そだね、よろうか」


コーヒーを二つ頼んで席に座る


マスクを外す


ジュ「あなたがたって兄妹なの?」


セシル「一応ね」


ジュ「一応?」


セシル「今は彼が保護者」


ジュ「あなた学生って言ってたでしょ?」


セシル「今18才」


ジュ「ヴィンセントはいくつ?」


セシル「36くらいだったかな?」


ジュ「ん・・・あれ?そうなの?」


セシル「ん?」


ジュ「いがいと年なんだ」


セシル「もう少し若く見えた?」


ジュ「20代だと思った」


セシル「へぇ・・・」


ジュ「にしても」


セシル「年が離れてる?」


ジュ「だよね」


セシル「まぁ、それはいろいろあってね・・・」


ジュ「そっか」


セシル「あなたの歳は?・・・14?とかそのくらい」


ジュ「いや・・・こうみえてさ・・・」


セシル「ん?」


ジュ「・・・26」


セシル「は?」


ジュ「でしょ?」


セシル「はぁ」


ジュ「いろいろあってね・・・発育が悪いんだ・・・」


セシル「そっか・・・年上だったか・・・」


ジュ「まぁ、気にしなくていいよ」


セシル「ははは」


ジュ「この国のことを少し教えて」


セシル「ん?そうだな・・・」


あまり文化の違いはなさそうな感じだった


セシル「買い物して帰ろうか」


ジュ「そうだね、私が料理しようか?」


セシル「いいの?助かる」


ジュ「たいしたものは作れないけど」


セシル「兄さんも私も料理が苦手でさ」


ジュ「そなんだ・・・」


スーパーマーケットで買い物をする


セシルがビールをカゴに入れる


ジュ「ん?ヴィンセントの分?」


セシル「ん?私の分」


ジュ「そうなんだ」


セシル「あ、この国は18からアルコールはOK」


ジュ「へぇ・・・そうなんだ」


3人分の食材と飲み物を買ったらけっこうな荷物になった


セシル「タクシーで戻ろう」


ジュ「そうね」


部屋に戻るとヴィンセントの姿はなかった


食事の準備を始める


シセル「どこに旅する予定?」


ジュ「まだ決めてない・・・というかあてはないかな」


シセル「そうなんだ」


ジュ「成長を進めてくれる医者か魔法使いでも探しに行こうか・・・」


シセル「前にいた所は?」


ジュ「ん?」


シセル「一人暮らしだった?」


ジュ「うん」


シセル「そのままここにいたら?」


ジュ「なんで?」


シセル「なんとなく一時的に居場所を変えるだけならここでもいいのかな?って」


ジュ「そうだね・・・」


料理をテーブルに並べてる


セシル「兄さんはいつ戻るかわからないから先に食べよう」


ジュ「そうなんだ」


ビールを開けて食事を始める


セシル「私のベッドで寝る?セミダブルだけどあなたの体型なら」


ジュ「まぁ・・・そうかな」


食事をすませてシャワーを浴びる


時計が10時を回ったころヴィンセントが帰ってきた


ヴィ「ただいま」


セシル「食事はどうする?」


テーブルの上を見る


ヴィ「あるならもらうよ」


ジュ「そう」


セシル「あ、今日は自分の部屋で寝て」


ヴィ「あ?あぁ、いいのか?」


セシル「私のところで寝ることにした」


ヴィ「そっか、ベッドを注文したから明日はそれで寝てくれ」


セシル「うん」


ヴィ「部屋を片付けないと」


ジュ「え?そんな長居するつもりないけど」


ヴィ「まぁ、来客用にするから気にしなくていいよ」


ジュ「そう、なら・・・」


セシル「私たちはそろそろ寝るね」


ヴィ「あぁ、おやすみ」


セシルの部屋に2人が消える


食べ終わった食器を片付ける


ビールを開けてソファーに座る


今日発掘した機械と本をテーブルに並べる


本は知らない言葉で書かれていてすぐに閉じた


表紙の写真を撮ってわかりそうなやつに送る


機械は明日専門の店に持ち込めばいいか


おれから見たらガラクタでしかないんだけどな・・・

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