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崩壊した世界でアンドロイドと旅をする  作者: Grace
なっとくできない今
25/30

同居人

肩に重さを感じて目を覚ます


電車の中


ジュリエッタの頭が方によりかかる


ヴィンセント(・・・まぁ、いいか)


それにしても14歳くらいに見えるが20歳は超えている・・・でいいのだろうか


言っているとこが本当だとして、俺と旅に行く理由は何か・・・どこまで信用したものか


占いがどうの・・・とか言っていたか・・・


斜め前の席に見覚えのある顔が手を振っている


ジュリエッタの部屋に訪ねて来た・・・リズと名乗っていたか


見なかったことにした


旅に出るのはいいとして


街に戻ったら少し片付けないといけない仕事がある


保留にして旅に出たら怒られるだろうか


そんなことを考えながら、また目を閉じる


明日の昼には自分のいた街に着く


朝、目を覚ますとジュリエッタが起きていてメモを渡して来た


ジュ「私の部屋に訪ねて来たリズって人から」


メモには連絡先が書いてあった


またいらないものを・・・連絡しなければいいか


もう彼女の姿はなかった


朝食は抜いて電車を降りる


ジュ「おなかすいたな・・・」


ヴィ「何が食べたい?」


ジュ「この国のおすすめは?」


ヴィ「あ・・・」


ジュ「そうだったね・・・」


ヴィ「適当に店を選んで入ろう」


この土地の料理やを選んで入ってみる


ジュ「美味しいの?」


ヴィ「まぁまぁだったかな、肉料理でいいだろ?」


ジュ「任せる」


3品くらい頼んで待つ


ジュ「ここからあなたの住んでる部屋までどのくらい?」


ヴィ「歩いて30分くらいかな・・・車で5分とか」


ジュ「そう」


ヴィ「やり残した仕事があるから1週間ほどこの街にいても問題ないか?」


ジュ「べつにいいかな、予定もないし」


ヴィ「よかった」


ジュ「それでやり残した仕事って?」


ヴィ「まぁ、いろいろかな・・・この国の言葉はわかるのか?」


ジュ「ここならまだ大丈夫・・・かな、片言なら何とか」


ヴィ「そうか」


ジュ「あんまり外の世界に出たことがないからね」


ヴィ「・・・だろうな」


ジュ「お金は共通通貨だから問題ないでしょ?」


ヴィ「あぁ」


食事が運ばれてくる


ジュ「見た目も味も不思議な感じ」


ヴィ「この地方はこれが普通みたいだけど・・・」


ジュ「まぁ、いろいろ見て回るならな、なんでも食べられないとね」


ヴィ「いい心がけだ」


ジュ「まぁね・・・」


タクシーに乗って部屋に戻る


扉を開ける


***「あ・・・お帰り・・・誰?」


ヴィ「ただいま、こちらは仕事の依頼人でジュリエッタ」


ジュ「誰?」


ヴィ「妹のセシル」


ジュ「は?」


ヴィ「まぁ気にしなくていい、また旅に出るからそれまでここで」


セシル「そう、よろしくね、ジュリエッタ」


ジュ「よろしくセシル」


二人を交互に見る


セシルは肌の色が濃くて紙が赤味ががっている、目はグリーンで小柄。


ジュ「似てないのね」


ヴィ「気にしなくていい」


セシル「どこで寝てもらうの?」


ヴィ「・・・そうだった」


セシル「考えてなかったでしょ?」


ジュ「・・・近くにホテルある?」


ヴィ「・・・」


セシル「好きにしたら」


ベッドをジュリエッタに使わせて、ソファーで眠ることに

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