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プロローグ A〇俳優のJC
俺はAM俳優のJC。世界的に有名なアクションスターだ。
己の肉体のみで演じる、CGなんて物はただのまやかしだ。今撮影している映画だってそうだ。そんな物は一切使わない、はずなんだが...
目の前に広がっている景色は何だ!?
見た事のない町
見た事のない建物
見た事のない人々、いや人なのかも怪しい
まるでCGで生み出したかのような世界だ。
おかしい。さっきまで時計台から落ちるシーンの撮影中だったはずだ。時計の針に必死にしがみついて、体力の限界を迎え...そうだ、俺は落下した。しかしそこからが思い出せない。
JC「とりあえず目の前の町に行ってここがどこかを聞いてみるアル」