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第14話
南シナ海では、その後両国共に潜水艇の消失が続いていた。
もっぱら、海底、海中資源の調査に役立つと先にきづいた国では
最近は資源の調査に熱心だった。
自国で輸出にちからを入れているレアメタルなどは先に見つけてしまい。あとは採掘できないように妨害工作を行っていた。
米国においても、とくにすることがない硬直状態にあるため、ようやく有効活用できないか検討を始めた。
やはり資源調査に向いていると判断し、大西洋を調査することにした。
調査においては米国でも小型のシーグライダーを大量生産しばらまいた。
お陰でここしばらくの海中、海底資源の利権はこの二国で占められることになった。十数年後、各国でビッグデータを分析したスーパーコンピュータがこの二国が何かしたのではないか?という結論をはじき出した。
日本政府と米国CIAの合同調査で某国にシーグライターの情報を持ち出した人物は明林であつたと特定されていた。
帰国後の行方は不明となっており、なぜか親類の消息も消えていた。




