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第10話
買い取られたシーグライダーは直ぐに研究施設に運ばれ徹底的に調べられた。
表面は海中での対ソナーのステルス機能を持つ処理がされ、
磁力探知機にもかからない設計がされていた。
大学での実験体よりかなり進化していた。
だが、実験当時の開発研究者芽集められたことにより
対抗策らしきものが見えてきた。
大型魚類が捕食してくることを思い出した研究者が
大型魚類に似たAIを持たせたシーグライダー補食ロボット艇を
開発すれば良いのでは?と閃いた。
早速、イスラエルの兵器メーカーにプロジェクトチームが作られ
開発が始まった。




