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第一章 二話目
リビングに着くや否や、俺は洗面所に行き、顔を洗う。
四月ということもあり、冬ほどでは無いがそれなりに冷たい水が顔を覆う。
「ふぅ…」
やっぱり、これだな…こうやって顔を洗うと一瞬で目が覚める。
特に春は眠気が凄いからな…何だっけ?春眠何とかを覚えずって言うし…。
そんな事を考えながら、俺はリビングに戻り、朝食を作り始める。
ちなみに、一人暮らしだ。
もちろん、家出をして…とかではなく、親に許可を貰ってしている。
理由としては、単純に実家から学校に通うのが遠いのと………。
まぁ、あと一つくらいあるんだが、それはいいや。
とりあえず、今作った朝食でも食べて、さっさと学校に行くかな!