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心の呟き

怠惰

君の瞳に世界はどんな風に映ってるの


泥を啜って 草を食べて

銃声に慣れて 爆弾を恐れて


どうすることも出来ない環境で

さっき笑ってた友が 動かない

さっき泣いてた友が 動かない


君の耳に世界はどんな風に聞こえるの


泥を啜って 草を食べて

銃声に慣れて 爆弾を恐れて


どうすることも出来ない環境で

さっき怒ってた友が 静かになって

さっき唄を歌ってた友が 静かになって



君は想像したことがあるだろうか

想像なんて無意味だと吐き捨てるだろうか



毎日どこかで銃声が響き

毎日どこかで爆弾が破裂して

毎日どこかで死が量産されている



世界は醜くて残酷で



僕の瞳に世界が濁って見える


泥を啜って 草を食べて

銃声に慣れて 爆弾を恐れて


どうすることも出来ない環境で

それでも空を見上げて

それでも手を伸ばして



僕の耳に世界の雑音が聞こえる


泥を啜って 草を食べて

銃声に慣れて 爆弾を恐れて


どうすることも出来ない環境で

それでも唄を歌いながら

それでも音楽を奏でて



僕がどんなに想像しても

毎日の雑音に消えていく


何も出来ないんじゃなくて

何もしようとしない



僕は醜くて残酷で



君の瞳には残酷でも美しい世界を

君の耳には雑音だらけでも心震える旋律を


世界は残酷で美しいから

世界は醜くて美しいから



僕は前に向かって無様に吠えるんだ



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