僕と君の青春ダンス！！

美しき魔術師

第二章

美しき魔術師。

「はぁ〜いつまで着いて来るの？」

「仕方ないだろ。」

彼女は、ノースリーブ・ギリアス・

アイリアと言う名前で魔術師だひょんな事から契約で彼女の所で住むことになってしまった。

……………………。

「はぁ〜なんとかなった。」

時は遡り、夜の校庭。

さっきまで戦闘が嘘のように静まり返る。

相手は、跡形もなく消えていた。

殺してしまったのだろうか。

「君名前は？」

僕よりも遥かに身長の低い彼女は、静かにこう言った。

「僕の名前は、伊達、伊達雅也です。」

「そう。わかったわこれからもよろしくね。それと伊達君私の家に来なさい。」

は？今なんて？

「ここからすぐの所だから。」

「飛ぶわよ。」

え？ちょ待てよ!

飛ぶ⁈

ブワッ‼︎

え？箒も無しに飛んでる普通箒とか使わないのか？

いやそれよりもこの現状‼︎

「あの首痛いんですが。」

「ごめん、でももうすぐだから。」

何処まで飛んだのだろう。

もうあんなに遠くに学校がある。

ん？高度が下がってるって事は、もうそろそろなのだろうか。

推理するにおそらくあの一軒家のようだ。

「伊達君これから出てくる奴は、気にしないように。何を言われても無視いいね。」

「え？あ、はい。」

ガチャ……。

「おかえり………なさい。」

と言ったのは、赤髪でとてもスラットしているボディーラインのお姉さんがTシャツ一枚とGパンと言うなんと言うかとてもラフな格好をしていた。

「えっあ、あ、あなた‼︎‼︎」

「ただいま。」

「お邪魔します。」

「何で一般人がここに入ってるのよ!‼︎!」

「契約をした。」

「あー契約を………って契約‼︎」

とても騒がしい。

どうしたのだろう契約が何とかどうとか話しているが。

さっぱりだ。

「君名前は？」

「彼の名前は、伊達雅也ピンチを救ってもらったの。」

え？救った？救ってもらったのは、こちらなのに何故？

「ピンチを救って……またあなた殺ったわね？」

「うん。」

「はぁ〜あんなに挑発するなと言ったのに。」

「それとアリス彼今日からここに住むから。」

「住むねはいはいって住む!‼︎!何を考えてるのあーでも契約をしてるのだからうーんしょうがないか。」

契約とやらがだいぶ重要らしい。

先ほども言ったように全く意味がわからない。

どうやら住むことは、確定しているようだ。

「なんだっけ？伊達君だっけ？ちょっとこっちに来なさい。」

と言われ僕は、リビングに上がった。

「アリス風呂に入ってくる。それとあまり伊達君をいじめないでね。」

「するわけないでしょ貴方との契約者なのだから。」

その後色々話された。

なんでもこの家は、あらゆる魔術から護ってくれるらしいそして魔術師と契約者のみが入れるのだそうだ。

それに彼女アイリアは、すごい魔術師らしいのだ。

そのため名誉のため殺そうとする者が多いためかくまっているらしい。

「まぁ私も名誉のために殺そうと思ったけどね〜圧倒的に無理だから仲間になった訳。」

そのため今や家族同然らしい。

そして僕がここに住む理由に入っていった。

「あなた契約とは、どいうことかわかってる？」

「いやさっぱりです。」

「はぁ〜やっぱりな〜しょうがないか。」

「一から説明すると大変だから簡単に言うと契約とは、人間世界で言う婚約と同じだ。」

「へ〜婚約……………婚約!!!」

婚約だと始めて知ったなんて事だ僕は、婚約してしまったと言うのか。

「フゥ〜風呂出たぞ。」

「あ、あ、あ。」

彼女が出て来たらしい。

「？どうした？雅也？おーい気絶しとるのか？」

ギラ⁉︎

「アリスなんか言ったな。」

いやいやあなたのせいですよあなたの。

「あのアイリアさんあの〜」

「何？」

「契約について教えてもらったのですが。」

「そうならこれでなんの問題なしに私の家に住めるな。」

「いやいや本当にこの人理解しているんですよねアリスさん⁈」

「そうだぞアイリア⁈本当に理解しているのか？」

「私を誰だと思っているそのことくらいわかってるでもあの場では、そうするしかなかった。」

「うーん。」

いやいやダメだろ婚約だぞ婚約！

いいわけないだって僕は、まだ18にもなってないのに。

あ！そっかそうだまだ18になってないんだから結婚は、出来ないはずそうだそれだ！

「もしもし僕、まだ18になってませんけど」

「その心配は、ない現世のルールとこちらのルールは、異なるそのため認められるそれに契約は、絶対だ。」

なんと言うことだるーるが違う？

そんなバカな⁈

まてよそーだまだてがあるぞ姉さんだ一緒暮らしてる姉さんに言えばよしこのてなら。

「わかりました契約については、ひとます置いといてその前に僕は、この家に暮らせません。なぜなら姉さんがいるからです姉さんに許可を取らなくては。」

「ナルホドわかった。」

「え？ってうわぁー」

いつの間にか箒に股がされていた。

数時間後

コンコン

「ただいま姉さん。」

「あらおかえり〜遅かったな。」

奥の廊下から背の高い赤いロングヘアーの黒のTシャツにスカートズボンと言うラフな格好のお姉さんが出てきた。

これが俺の姉貴だ。

ラノベ小説家をやっている少し男勝りな人いつも理不尽なこと言って僕を困らせるここまでくるとなんか嫌な予感がする。

「あら誰この子？」

「え？あーその子は」

「雅也の婚約者です。」

「え？…。」

「ほほ〜ついにうちの雅也が女を連れて来た…。」

「違うんだ姉貴！でも違うくないけどでも違うんだ⁉︎」

事情説明…。

「ふぅーんナルホドそれでうちの雅也を貴女の家に連れて行くと……。」

流石にこれだけ急な話だし無理に決まってる。

この常識のない姉貴でも流石にこれは……。

「うん、いいじゃない行って来なさい雅也。」

「え？今なんて？まさかこの後に及んでまたジョーク？」

「いや本気だよ。私は、冗談は言わない。」

そうだった姉貴は、冗談とか言わない人だった……。

いつだって冗談は言わない本気で無茶難題を押し付けてくる。

この前だってインクが切れたからと言って三分以内に俺にインクを買わせに行くわバナナが食べたいと言ってバナナを買って来たかと思えば次は、たこ焼き……それを永遠繰り返される。

そんな姉貴だった。

「では、荷物の準備を。」

「え？ちょっとまっ…。」

「雅也の部屋は、何処ですか？」

「そこの右の部屋だよん」

と言ってニコニコしながら教えている姉貴は、何処か楽しそうだった……いやあれは、絶対に楽しんでいる！！覚えてろ姉貴いつか仕返ししてやる！

数分後………。

男なだけあって結構すぐに荷物の準備は、整った整って欲しくなかったけど。

「じゃあね〜たまには、遊びにおいで〜小説書いてるからたまには、そっちの話し聞かせなさいよー。」

「くそ姉貴もう二度と来るもんか！」

「なかなかいいお姉さんでは、ないですか。」

「な訳あるか！姉貴は、いつもあーなんだいつも人の嫌がることばかり…。」

でもあの違和感は、なんだろう部屋に入った時の姉貴の顔が少し怖かったような……気のせいか。

そして彼女の家でもう婚約者同士なら同じ部屋で寝れば良いと言われ流石にそれは、無理なので今日のところは、ソファーをベットがわりにして寝た……。そして翌朝こんなことになっていると言うわけだ。

校門前……。

「最終確認だ本当に来るんだな。」

「勿論だ契約があるからな。」

「なんか呪文とかで透明になれないのか？」

「なれないことも無いでもいざって時に魔力がなければ私たちは、必ず死ぬことになるだから出来るだけ魔力の消費を減らしたいのだが……。」

え？昼間でも狙って来るの？

マジかよそんなのどうしろって言うんだよ……。

「昼間でも来るのそいつら…。」

「当然じゃあな。」

そんなの嫌だ。

友達を巻き込みたく無いどうすれば。

「わかった…しばらく休むことにしよう。」

「それで良いのか？お主は、学校に行かねばならんねでは………。」

「学校の友達を巻き込むわけには、行かない。」

「ならば私の家に戻るぞ一度行かねばならない場所がある。」

「え？それって何処？」

「まだ秘密だ。」

ん？わからない秘密？

その時空の上から声がした。

「待ちな何処へ行くってノースリー？」

「あ！お前は、あの時の！炎の魔法使い！」

「あ！お前は、あの時の人間！どうしてノースリーと一緒にいやがる。」

「お主には、関係ない。この間の魔術じゃあ死ななかったか。」

「では、今度こそ塵ひとつ残さなように消滅させてやる。」

「それは、こちらのセリフだノースリー。」

こんな場所でやったら学校がめちゃくちゃなってしまう。

止めなくては、ダメだ近寄れない。

場違いなほどに凄まじい魔術のぶつけ合いこれが魔術同士の戦い…。

その時、一人の通行に召喚されたであろう槍が通行にめがけて飛んで行った！

「危ない！！！！」