75話 ルカとレナとマナ100%
ーコイラ帝国ー召喚の間
中に入ると受付嬢=レナ
レナ お待ちしてました。イブキさん
召喚獣の扱いは慣れました?
俺 はい、ただこの間トランス状態の自分と戦ったんですけど、ギリギリ・・・最悪負ける所でした。
レナ そうですか…見た所まだ貴方の召喚獣は不完全な状態ですよ 完全には扱えていません。それにその指輪、使ったことないですよね
俺 そうなんです、使おうと思ってもどうやったらいいのか…
レナ そうですね、能力を使ってといえば簡単なんですけど それで使えるならもう使ってますもんね。
そう、実は昨日の夜 能力を使って出来るのか試したのだが…結果は不完全で終わった。まったく出来なかった訳では無いが、何か違う。
俺 一応昨日の夜試したんですが、できませんでした。
レナ …以前説明した、召喚獣の原素について覚えていますか?
俺 マナが召喚獣の根源と言ってた事ですか?
レナ そうです。本来召喚獣というものは、マナが形を成したもの。 分かりやすく言うと、自分のマナの総量= 召喚獣の姿。
ということは、貴方の中にあるマナの量=白虎ということになります。ただ、ここで勘違いしてほしくないのが あなたの場合 マナが漏れてしまってます。
俺 あのー漏れるとは?
通常は身体の周りに漂っているマナを内に閉じ込め漏れ出ることはないのですが、貴方は身体の何処からか出続けている様です。
俺 え、じゃあ俺ずっとマナが出続けていたんですか?
マナ そうですね。以前会ったときもそうでした。
(早く言ってーー!)
マナ まずはその漏れ出るマナをどうにかしないと始まりません 一つ貴方の症状に関して宛があります。会ってみますか?人外ですが。
俺 可能なら是非。 (人外とは・・)
俺はマナに言われてとある所にワープした。そこはなんと、この間居た草原。
マナ ルカ!ルカ!いますか?
すると草むらの中からチーターが出てきた。あれ?家から出てきたの??ここまで結構距離あったよ?
マナ ルカ、いきなりすいません。この間、聞かせてくれた話をこの方にも聞かせてあげてほしいのですが。
ルカ あれ?君たち知り合いだったの?
(こっちのセリフー!)
俺 なんだ、。お前喋れたのか。
マナ ええ、ルカとは私が小さい時に助けられて以降度々会ってます。
助けられて??
ルカ まあまあ、それは置いといて。この間・・・マナの流出について だっけ?
マナ はい。
ルカ そうだね、見て覚えたほうがいいかな。イブキ、透視で僕の内のマナを覗いてご覧。
俺は言われたまま従う。
!これは…
ルカ そう。まさに君と同じマナの流出。だけど、これは事前にそうなる様にしたんだよ。分かりやすいように。
マナ ルカも以前貴方と一緒でマナの流出に困っていました。以前といっても、もうだいぶ経ちますが。
ルカ そう。これは今の君の体の中の状態と一緒。そう見える様にしてるから。
俺 じゃあ、今は違うのか?
ルカ そうだね。そうなる様にしたから。
ルカ マナは魔法を使ったり、召喚獣を出した際 補充するかの様に身体の周りからマナを吸収する。集めることはあっても身体の外に出ていくことはない。マナを取り込む量も決まっていて、体内でいっぱいになると自然と吸収をやめる。
だけど僕たちは吸収しても満タンになることはない。何処からか出ていくから。
知ってるかい?この世界じゃ、
マナの量99%は マナ80%ぐらいと同じ威力しか出ないんだ。不思議だよね
そこで問題。僕はどうやってマナを100%にしたでしょう!
俺 うーん、仲間からマナを補充してもらう。
ルカ ブッブー☓ それじゃ、ずっとしてもらってないといけないでしょ
簡単な話 マナが漏れる所を塞げばいい。
ルカ そんなのできないと思ってるでしょ、それができちゃうんだよね〜 ほら!透視すると先ほどまで漏れていたマナが止まっていた。
俺 いやいやいやいや、マナを操ってんの??え、どういうこと?
ルカ 普通はできないだろうね〜、だけど これが僕の【能力】だよ。マナを自由自在に。
俺 じゃーー、だめじゃーん!
ルカ なんでだめなのさ。
俺 それ【能力】だろ?じゃ無理じゃん
ルカ 君が能力を使った時できなかったんでしょ?それはきっとマナについてちゃんと理解できてなかったから。今ならできるんじゃない?やってみなよ
俺は目を閉じ身体中を巡っているマナを感じる 漏れ出る部分を能力を使い塞ぐようイメージする
ルカ う〜ん、変化ないね
能力を使う時はイメージが大切だからね
半端なイメージだと失敗するよ
俺はもっと具体的にイメージする
・・・・変化なし
(だぁーーーどうすりゃできるんだ!)
ルカ 透視使ってみたら?
身体の中を透視してみて、マナを身体に留めるイメージ。
!できた!
ルカ お、成功したみたいだね。
だけど…
急に別の部分からマナが分散する。
ルカ こういうふうにマナを分散させる【魔法】はいくらでもある。この能力を持ってる僕ほどじゃないけどね。
似たような魔法があるって事。
そういう時は、君はアンチ魔法を使えばいい。あくまで魔法だから。
とりあえず、成功して良かった。
(これができるまで3時間かかったから・・・)
ルカ さ、僕達のお家に帰ろう〜!




