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74話仲間たち

俺が意識を取り戻したのは、あれから2日後の事。戦闘の傷はもう治っていた。

起きた時、傍にはタニファ、シビール、マモン、シバ、がいた。凄いメンツ。

そこに魔王がいたらもっと面白いのに。

話を聞くと、タニファが近くのキト王国宿屋に連れてきてくれたらしく。マモンがキト王国にいたシビールに応援を頼みに行ってたらしく、マモンの話を信じるまで少し時間がかかったらしい。まあ、理由は大体予想がつく。マモンの能力が理由だろう。そしてシビールはそいつの能力がなんなのか分かるから、余計に。

説得し、国を出る前に俺が勝負を付けたから宿屋に寄ったとの事。そしたら、このメンツが集まった。シバもシビールと一緒に行動してたから。

マモン「僕も本当大変だったんだよ、この人達中々信用してくれないからさ。でも最終的にいぶきが死んでしまうかも。と言ったら納得したよ。」

俺、逆にこの2人が敵の罠に嵌められるワードが俺なんじゃないかと思えてきたよ。

タニファ「まあ、どちらにしても来てくれて助かったよ、君たちが持っていたポーションのおかげでイブキの傷の回復が早くなったからさ」

ん?ポーション?


あ、あれか。俺が別れる前に渡したポーションの事だ。

シビール「知らない間に仲間が増えたな、俺も最初は敵の襲撃かと思ったよ なんせ妖狐が来たんだから、能力をみたら余計に。」

シバ「そうだな、まあ俺達からのメールをイブキが見てないから何かあるんじゃないかとは思ったが。」

ーん?

俺は冒険者カードを見てみる。メール欄を開くと、何個かメッセージが入っていた。あ、暫く見てなかった・・・

「すまん、見てなかった・・・」

シビール「だろうな、まあ大した用件ではないからいいんだが。」

そのメールには最近、キト王国の周辺で不可解な冒険者の死が続いていると言う事や、その死体には能力が無くなっている等書かれていた。

ありゃ、イポスに繋がるヒントがこのメールに合ったわ…。

シビールが口を開く、「なあイブキ 今回の事でベンガル時代の時の記憶が思い出せたか?それか、別の人間だった頃の記憶でもいい。」

俺は正直大事だと思う記憶が欠けていることが多い、まるで記憶操作でもされているような・・・ そうシビールに答えると「そうか。」その一言で終わった。何か気になることがあるのか?

シビール「ま、今回は怪我も無事に治って良かった。結構心配したんだぞ。シバだって今はこんなに澄ましたような顔をしているが、傷が治るまで落ち着かない様子だったぞ。」シバ「おい、そこまで言わんでいい… 

まあ、イブキゆっくり休んでくれ これで俺たちは城に戻る 別件を放置して来てしまったからな。」

シビール 「まったく、素直になればいいのに」

シバ「やかましい、ほら行くぞ。」

シビール「はいはい、じゃみんなバイバーイ」と 部屋から出ていく。

 

やれやれ、相変わらず騒がしい奴だ。

甥のお見舞いもゆっくりできんじゃないか。そんな声がする方へ向くと魔王ガートがいた。

俺「叔父さん、魔王城はどうしたのよ

不在で大丈夫なの?」

ガート「甥よ、叔父さんはお前が心配できたのだよ。イポスと戦闘したと聞いてね。」

俺「ちぇ、よく言うよ 叔父さん知ってて俺と戦闘させただろ」

ガート「バレたか、甥に活躍の場を設けてあげようと思ってね、それと修行。」

俺「それはどーも。  ところでシビールの事知ってんのか?」

ガート「当たり前じゃないか、私の能力知ってるだろ?」

俺「そいえば、そうだった…

それで他の要件は?」

ガート「つれないなぁ、まあいいや 要件というのはね、君の封印されてる過去についていい情報を持ってきたんだ。だけど、タダで渡すのは面白くないからさ 私の提示する条件達成と交換ね。」

俺「まったく魔王って奴は病み上がりって言葉を知らねーの??」

ガート「まあまあ、これは君にもプラスになる条件だから 聞いてよ

それはね召喚獣の嬢からその指につけてる指輪の使い方を教えてもらい、常時使えるようになること。それが条件だよ。」

俺は、思ってたことより違いすぎて呆気にとられる。この魔王の事だから、とある村を救えとか sランクの魔物を倒せとか言われるのかと思ってた。

思ってたことを口に出していたのか、魔王は「そんな簡単なことじゃないよ〜」なんて言いやがる。sランクで簡単なことって。・・・今、世界のほとんどを敵に回したぞお前。

というか、条件の方が厳しいなんて・・・一体どんな事をするのかそっちの方が不安だわ。




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