70話 旧友
シビールに連絡を取る、丁度シビールも俺に用事があったらしく、コイラ帝国に集まることになった。タニファにも一緒に来てもらうことになった。作戦を伝えるなら、いてもらったほうがいいから。
宿屋で部屋を取り集まる。
タニファを紹介し、経緯を伝え 組織のボスがイポスと伝えたところでシビールが反応した。「本当にアイツはこの世界でも、ろくな人間じゃないな。」
そう、それだよ と言って俺はシビールに聞く。以前も前世の事を知っていたような口振りだった。
シビール「いぶき、お前はベンガル時代に起きたあの火災の日を覚えているか?」
俺「細かくは思い出せれないんだ、炎の中に俺とお前、そして敵に捕まったサイ。サイが俺達を逃がしてくれた。それくらいしか、他は曖昧なんだ。」
シビール「そうだ、そこでサイは亡くなってしまった。俺とお前を逃がした後に。たが、あの場所にもう一人いたんだよ。アイツが、イポスがな。そしてこの火災を引き起こしたのもイポス。その後俺達を殺したのもイポスだ。まあ、サイが殺されて数年経った頃に殺されたけどね。今はもう分かるだろう、そのサイがシバだ。」
あぁ、それは国王に貰った魔術書に記されていた。だが、あの魔術書にも空白の部分がいくらかあったのを思い出す。それを聞いてみると、シビールは「それは多分お前の封印された記憶の部分だ。魔術書でも封印された部分は記せなかったんだろう。」
その後俺達は、新しい情報と照らし合わせてこれからどうするか話し合い、それぞれ自分の戻る場所へ帰った。




