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59話魔王と俺

魔王城 現在

私が魔王になってこの触れた人物の過去を見る能力によって分かったこともある。なんで私の父親があの時あの紋章を見て忌み子と言ったのか、それは父親の過去をみて分かった。あいつ(父親)は私の双子の弟を同じ様に殺していた。弟の方は生まれてすぐ紋章が出現していた。最初はそれがなんなのか知らなかったらしく、本で調べたらしい。すると魔王の気質があると記されていた。国王も最初は半信半疑だったが、弟は生まれてすぐ能力を暴走させ、国内は大騒ぎとなった。それを落ち着かせるのに国宝を一つ使った。


私が物心付く頃には、弟の存在はなく既に殺された後だった。

その魂が、今ベンガルのいぶきのもう一つの中にある黒属性の部分だ。マナ、属性には亡くなった人の魂が宿ると言っているのはその為だ。だけど、通常は宿った者と宿られた者に因縁はないはず。いぶきには、前世のベンガル【土】と私の弟の魂【黒】 

前世のベンガルは言ってしまえば、私の兄妹の子孫にあたる…のか どちらも血が繋がっている それを宿している、いぶきには何かありそうだ

そして、いぶき自身も気づいていないがベンガルの方は土属性ではない。それは私も気になった。召喚獣白虎か…なにか関係がありそうだな。


接触してみるか。


ーキト王国ー

俺は、久しぶりにキト王国に来た

懐かしい、この世界に来た最初の街だ。

ふと歩いていると、後ろから深々と帽子を被った人物が肩を叩いてきた。

「すいません、この辺で食事ができる所があったら教えてもらえませんか?

ここに来るの初めてで。」

俺「あの店とかどうですか、俺は、気に入ってます」

「では、良かったら一緒にどうですか?この街について教えていただけると嬉しいです」

俺「構いませんよ」

二人で店内に入り椅子に座る

俺「ところで・・変装なんかしてどうしたんですか」

魔王「なんだ、バレていたんですか。

じゃ、私の正体も分かります?」

俺 いや、魔のものって事だけ感じるだけです。

魔王「そうですね、貴方の能力も大体把握しています。私の手に触れて、読み取って見て下さい。創造で大抵の事は出来ますよね」

俺は、怪訝な表情で見つめる

魔王「大丈夫ですよ、場合によっては貴方の味方みたいなものですから。」

俺は、恐る恐る触れる

「・・・・・・魔王??それに、あんたの過去…」

魔王 あぁ、そこまで読んだんですね

俺は、しばらく頭を抱え込むことになった。コイツとんでもないほどの情報量もってやがる‥

魔王?直々に会いに来たのか?

そして、過去諸々 

当の魔王もといガートは当たり前のごとくパンケーキ頼んで食ってやがる

魔王でもパンケーキ食うんだな。

っってそんな事より、どうしたものか。

血縁からすると、たぶん血のつながった祖先っていうのが、たぶんこの国レフ国王の先祖じゃないかと思う。何故か…そう思う

忌み子ってなんだよ。こいつの弟がそうなんだよな。その魂が俺の半分に。

ベンガルの方はよく知っている

輪廻とは‥

まあ、今考えても仕方ない。

とりあえず目の前のこいつが何しに来たのか気になる

魔王「・・私は、君の召喚獣白虎について知りたい。あれはこの世界の存在ではないと思う。君が行き来している世界についても知りたい。」

俺 「それを知ってどうする?」

魔王「できることなら力になりたい。これでも血が繋がった者同士だからね。甥を持った気分だよ」

俺「・・・とりあえず場所をかえる。」

俺は、外に出て路地裏に行き、そこから魔王を連れて草原に瞬間移動する。

魔王 あたりを見回し、改めて見ると凄い能力だね

俺あんたも魔王城?ってところからどうやって来たんだよ。

魔王 空飛んできたよ、人目がない所に着地。

俺 人間じゃないな…

魔王 魔王だからね 笑

俺 さて、本題だが この姿はこの世界に来て変えたんだ。

魔王 どうゆうこと?

俺 いいから見てろって

俺はそういうと、猫の姿へと代える

俺 この姿で向こうの世界で住んでいた。ある時、ワープをしてこちらの世界に来た時、イヤリングをつけて この姿になった。

魔王 なるほど?大分はしょったね

俺・・向こうの世界はこの世界の事なんて通用しないぞ 魔法なんて、魔物なんていない 魔族はもちろん、魔王も。

魔王 そうだね、ある程度記憶を覗かしてもらったから分かるよ

俺 で、あんたが知りたがってる白虎についてだが、これは俺も知らない

ただ、召喚獣を出したらこいつがでて、能力の応用でトランスができるぐらいだよ。

魔王ガートそれなんだが、私が思うに君の向こうの世界にいたもう1人の君とベンガル、私の弟。のこの三人が合わさった姿じゃないかと思っている。

俺??俺は生きてるぞ

魔王 ・・・もしかして君、記憶封じ込まれてるんじゃないの?私が触れた時、ちゃんと君を見たよ。君が猫になる前の前世の姿。一番最初の君を。

俺 !?猫になる前があるのか?

ガート「分かりやすくすると 

私の弟時代

ベンガル時代

〇〇時代

いぶき時代」

という感じ。〇〇時代の記憶が飛んでるみたいだよ

ガート だけど、そうなると属性が3つないとおかしいと思うんだよ

そこで考えついたのが、君が思ってる土属性 それが本当は、違うんじゃないかと思う 

これから言うことを試すかどうかは君なんだけど、してみるかい?

俺 ・・ああ。教えてくれ。

ガート まず土属性と黒属性のマナを意識して思い浮かべて。そして土属性の方に絞る、そこで能力を使って土属性を分離させてみて


俺は、意識し言わてたことをしてみる


頭の中で土とは違う色がでてきた。

そう白色 いわば無属性というものだ。

ガートの方を見ると 

一瞬驚いて、なるほど…と


ガート お見事だ 無属性とはまたレアな 笑

俺 黒もそうだが、無属性なんか聞いたことないぞ

ガート そうだね、私も、見るのは初めてだよ。だけどね、たしかに今まで居なかっただけで存在する属性ではあるんだよ。あの本の建物に行ってみよう。


じゃ、街に戻ろうか。


ーキト王国 本の建物内ー

ガート あ、ほらあったよ この本だ。

俺 なんだこの本?禁忌が書いてあるぞ

ガート そうだよ 無属性は禁忌だからね

俺・・・え

ガート あー勘違いしないで、無属性の人がいないから禁忌になっただけで、使っちゃいけないとかじゃないからさ。


ガート さて、一通り気になったことは知れたし、魔王城に帰るよ。又何かあれば、来るし なんならおいでよ

俺 いいのかお前、それでも魔王って立場だろう

ガート いいよ、家族にはサービスー。

颯爽と消えていった


俺 家族…ね。







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