55話エリゴス イポスと対面
〜宿屋〜
セーレから聞いた場所にいき、ドアをノックする
エリゴス「はい、どちらさまでしょう」
俺「セーレから話を聞き、貴方を紹介されました。良かったら話を聞かせてもらえませんか?」
エリゴス「分かりました、入ってください」
俺はドアを開け声の主を見る、どこか親しみやすそうな、穏やかな雰囲気を纏った魔族?がいた
俺 急に押し入ってすみません、聞きたいことがありまして‥イポスという人を知りませんか?
エリゴス あぁ、その話ですか。それならば、この街を出て南方へ進むととある砦があるんですが、そこに居ると聞きました
俺 そうですか、教えてくださり感謝します。
エリゴス 会いに行くのですか?とても用心深い人だと聞いていますが。会えるかどうか
俺 会えるかわかりませんが行ってみます
エリゴス それならば、この子を一緒に連れていきますか?そういうと掌から魔法で小さな小鳥が現れる
俺 その子は?
エリゴス 幻覚を消すことができる子です きっと役に立ちますよ
俺 (そういえば、アイツは幻覚使いだったな。)ありがとう、助かります
エリゴス 気をつけて行ってらっしゃい
〜南方の砦〜
砦に近づくと小鳥が魔法を使った。目前の霧がなくなり、入り口が見えた。
中に入るとホコリ臭い、何年も掃除してない屋敷の匂いがする
しばらく歩くと
イポス「なんだ…そっちから会いに来てくれたんだね…僕の片割れ」
俺 片割れ…か、俺も今まで、そう思っていたよ、たとえ能力を与えられた他人でもね 一つ前のベンガル時代に過ごした日々はとても大切だったよ。お前に殺される日まではな。
しかも今の時代にお前に遭遇するなんてな、殺された日以来だ お前年を取っていないな それが元々俺が持っていた能力か?
イポス そうだよ、お前の能力が強大で能力を持っていなかった僕に分けられたんだよ 可笑しいだろ?能力を持っていないなんて…それに対しお前は憎たらしいほど、能力に恵まれていた。
能力を貰った僕はお前の一家の養子になり、お前の弟となった。だけど、身体も弱かった僕はあまり外に出られなかった。あの日お前に外に連れ出してもらった時、闇の組織達に会ったんだ。それが始まり。そしてお前を殺す計画を企て、あの日お前を殺す事に成功した。全て上手くいっていたのに。




