表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
青い海のナギ  作者: 村松希美


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

15/31

14 勝っても負けても




 ドッジボールの試合が終わり、みんな息を切らしながらも笑顔でいっぱいだった。

 青はナギと並んでベンチに腰を下ろし、水を飲みながら話し始めた。


「ナギ、すごかったな。あのキャッチ、まじでびびったよ」

「ありがとう。でも、青だって速くて、まるで風みたいだった」

 二人はお互いの健闘を讃え合い、自然と肩を叩き合った。


 そんな中、京子がふと口を開いた。

「でもさ、男の子ってなんか負けず嫌いすぎるよね。青も、負けたら絶対に悔しがるし」

 ナギも苦笑いしながら頷いた。

「うん、女の子はもうちょっと冷静にできるけど、男の子は熱くなりすぎるよね」


 女の子に負けていたら、女の子…ナギを守れないだろう。

 青はちょっと照れたように笑い、

「まあ、負けたら悔しいけど、勝ってもやっぱりおもしろいのはみんなでやることだな」


 ナギはその言葉を聞いて、少し考え込んだ後、ぽつりと言った。

「勝っても負けても、一緒に笑えるっていいよね」


 青はじっとナギの目を見つめて、ゆっくりと頷いた。

 そのとき、二人の間に流れた空気は、ただの友情以上の何かを予感させていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ