評価なんてパッションだよ!!~評価に悩む読み手さん必見「評価パッション論」~
こんにちは、はじめましての方ははじめまして。エッセイジャンルではそこそこ名が通っているらしい弱小作者ふとんねこです。
東西の神話の不思議にぼんやりと思考を彷徨わせる日々でございますが、皆様いかがお過ごしでしょう。
さて。
本日は連載でなく独立のエッセイであります。この頃流行りの評価論。流行りには乗らねばと船を漕ぎ出すふとんねこです。こっくりこっくり常に眠い。
ちょっと前はほのぼのやお役立ち系エッセイが流行っていたのに。流石入れ替わりの激しいジャンルですね。評価論の流行りは定期的に来ますがいつだって勉強になるものです。
ふとんは評価が2項目に分かれていた時代からなろうにいるのですが、その頃から評価論争で取り沙汰されるのは1:1評価について。今の名は☆1評価ですね。
まあつまり、5段階の最低評価。
これをですね、最低じゃないとか色々と言う方もいますが、まあ見た感じ最低だと感じるのは仕方がありませんよね。だって世の中の☆5評価って、基本☆1だと低いなってなりますし。
書き手側からは平均点が見えるわけですから余計に「低い」という感覚が強い。
マイナス評価ないだけマシ、というお声もあります。まあそうでしょうけれど、それがない場所でないなりのお話をしているので、ないだけマシと言われましても「今☆1の話してるから」となります。
付ける側としてのふとんねこの評価は基本☆3以上。
それ以外はゼロですね。
1や2はどうにも心情的に付けにくいけれど、3や4を、ましてや5を付けるほどじゃない。それなら付けない方がいいやとなってしまいます。
ふとん自身は「評価点はまあどうでもいいかな、付いたら嬉しいけど」くらいのマインドなので気にしないのですが、やはり繊細な書き手が多いので、☆1なんて付いた日には付けた人を恨み憎み悲しんで酒を飲む、なんて方もいると思います。
知らんところでそんな激情を向けられるのはちょっぴり嫌ですから、最初っから存在しないふりをいたします。その方がお互い平和じゃないですか、心が。
ふとんはこのように評価を付けて回っているわけですが……
読み手、特に読み専の中には評価を躊躇する方というのが一定数いるようです。
そういう方はどうも「私なんかが人様のことを評価できない」「基準がないから難しい」などの理由を抱えておられるようです。
うーん、バシッと言いましょう。
評価なんてパッションだよ。
いいねと同じくらい軽いノリでどうぞ。
そもそも公式は、評価点とは書きつつも☆は作者や作品への応援という扱いをしております。つまり「私なんかが人様のことを評価できない」なんて気にしなくていいことなんですよ。
我々書き手は「あなた」に作品を応援してほしいのです。
好きな作品ならもう潔く勢いで☆5くらい押しちゃえばいいじゃないですか。応援ですよ。以前にも申し上げましたが「推しは推せるときに推せ」でございます。推しが必ずしも明日も健やかに存在しているとは限らないのですよ。
そして「基準がないから難しい」でしたか。それこそパッションですよ。あなたの感じるままにポチればいいじゃあないですか。基準がないならあなたの中に作ればいい。そこではあなたがルールです。強気で行きましょう。
評価した内容が非公開にできないから恥ずかしい、怖い。そういうお声もありましたね。
書き手の評価一覧ならまだしも、読み専の評価一覧を覗く人は少ないですよ。
だって読み専さん、全然顔を出してくれないのでそもそも書き手側は存在すら掴みきれていないんですもん。名前を知らなきゃマイページには飛べない。マイページに飛べなきゃ評価一覧なんて見れません。
また、たとえ感想を書いてくださっているありがたい読み専さんでも、わざわざ評価一覧まで見に行くかしら、と思います。
それから怖いと感じる方について。
それこそパッションに任せた大盤振る舞い評価をしていれば怖く思う必要もなくなるのでは。
だってそれは、低評価を付けて作者に恨まれたりするのが怖い、ということでしょう?
低評価と呼ばれがちな☆1などを付けなければ解決する問題です。
それから「連載だとタイミングが掴めない」「完結したら評価する」とのお声もありました。
まず第一に。
完結したら評価する、はやめた方がよろしいかと。確かにご褒美感がして素敵かもしれませんが、そこにたどり着く前に書き手が力尽きる可能性大ですよ、それ。
なので「区切りがよくないと」という方はせめて章完結、とかのタイミングで評価をしてあげてください。
一番いいのはパッションに任せて見つけて読んだら即評価でしょうか。ブクマと評価が同時に増えると「あっ、ブクマして更に評価してくれた方現る」とふとんなら次話更新のスピードが上がります。
つまりね、パッションなんですよ。
パッションは全てを解決するんです。
評価が全てでは勿論ありません。
ふとんのようにあまり気にしていない書き手も多くいますし、そもそも評価はいらない、なんて方もいます。
しかし同時にそれを多くの書き手が求めているのも事実。書籍化を目指すならめっちゃ必要で重要なものですからね。
誰も欲しがってなかったら執拗なクレクレなんて生まれないわけです。飢えがクレクレを生んだのです。つまりそれだけ書き手の多くが評価ポイントに飢えている。クレクレが嫌いな方こそ積極的に評価を行ってはいかがでしょう。クレクレ、減るかもしれませんよ。
そしてお金じゃないんですよこれ。好きだと思ったら投げ放題だし、無くならないし損はない。それを好きな作品相手に出し渋る理由ってありますか?
勿論好きじゃなきゃ評価しなくたっていいんです。あくまでも「あなたの応援したい作品をあなたのパッションで応援するときに使ってね」ですから。
感想より余程ハードルは低いと思いますがねぇ。だってボタンポチッとするだけですもの。ワンタップ。感想を考える必要もなく、内容を確認する必要もない。ただパッションで☆の数を選ぶだけです。
読み手に得はないと思っているでしょうが、評価ポイントが積み重なれば書き手のモチベーションに繋がって、連載更新の加速や完結達成に繋がる、と考えてみてはいかがでしょう。
評価をする人が増えれば、それだけ書き手が日々得る評価ポイントも増えるということです。これはモチベ向上や維持に繋がるでしょうね。とても好循環。素敵。
そういうわけでふとんは「評価なんてパッションだよ」と申し上げるのでした。
皆様難しいことを考えるのをやめましょうよ。何にも難しいことなんてないのですから。
熱いパッションで、ぽちぽちぽちぽちしていきましょう。
それでは本日はこの辺りで。
パッションを大切に、良きなろうライフをお送りください。
エッセイジャンルで評価の練習をすると評価ボタンを押す行為に抵抗がなくなると思います。大抵が短編でタイミングに悩まず、素直な共感の気持ちで押すだけなので。