鏡の世界 第1章
ここはサウスユイナ。
地球から遥か遠い星デス。
ミナさんココの王女様は素晴らしいお方デス。
とても美しく、なんでもできて、まるで女神様のような優しいお方デス。
王女の名前は ガルシア・ミシェル。ああ本当に素晴らしいお方だ。
私は誰かですっテ??
私はそこらのただのユイナ人です。
ささ、こちらへどうぞ。
「魔法の星をご紹介しましょう」。
「ここはどこだ??」
辺りを見回した、僕は誰なんだろう。
「いけません!姫様!!あなた様はいつも暗闇に隠れるのですから。」
姫様、、、は?
「ここはどこ?」
私は、怖いと感じながらも、周りを散策した。
誰か来た!!私は気配を感じ、真っ先に近くの建物の隙間に身を潜めた。
「みーつっつけた!!お兄ちゃん!」
おにい、ちゃ、ん、、?
随分と昔の事を思い出したな。
私は、ミシェル。
元男の子よ。
訳あって、とゆうか、事故で記憶を無くしかけたんだけど目が覚めたら全く知らない場所、、イイや、もしかしたら世界かもしれないな。まあ、とにかく私は現在サウスユイナという星のプリンセスをやっている。
もともとの私の名前はこうすけ。
こうすけだった。
だが、今となっては、どうしようもできない。正直言って、プリンセスというのは生易しいものじゃない、大変だし、時には悪魔に身を委ねようとも思ったりもした。
だけど、私はこの姿のままでいたいと思ってる。
なぜなら、すごく楽しいからです!