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ギルド

 それから食事を終えた僕たちはギルドに向かった。

 必要事項の書き込みなどもあったけれど、クルツのおかげで何とかなった。

 足を向けて寝られないなと僕はクルツに対して思う。


 すごくお世話になってしまっている。

 別の機会に恩返しできればと僕は思う。

 そしてギルドでギルドカードを作ってもらう手続きをした僕は、外に出て“休憩”をしていた。


「ま、まさかあんなことになるなんて」

「そうだな。でも魔力や体力は、記録の中にある異世界人の中で一番多いんじゃないのか?」

「うう、そうらしいけれど。でも測定道具を壊しかけちゃったし」

「それだけルネの能力が、異世界人の中で高かったというだけだろう。それに機械は壊れなかっただろう? 今まで異世界人の能力のおかげでさんざん機会が壊されてきたらしいし、それで執念を持って作り上げたらしいから」

「うう、でも今までの人はどのように測定を? 壊れたらわからないですよね?」

「能力鑑定の出来る特殊能力者チーターに見てもらったんじゃないかな?」

「そうなのですか。でも装置から煙らしきものが上がってきて、僕は、僕は……」


 そう言いながら僕は先ほどの事を思い出していた。

 ギルドでの名前や年齢等はクルツに教えてもらいながら書いて提出したはいいが、このハムスターの耳で異世界人だと気付かれた。

 そのせいでギルドは大騒ぎになり、そして魔力の測定んどで今まで異世界人が何をしてきたのかを僕は知った。


 そしてどうにかギルドカードの発行手続きをしてもらい、気疲れしている僕は現在ギルドの外の空き地のような場所で休憩しているのだった。


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