艦上攻撃機 桜花 艦上爆撃機 橘花
幻想島 第三区 艦船停泊基地
幻想島最南端に位置する、巨大停泊基地、ここに一隻の工作艦が錨を下ろした。
工作艦宗谷 兵器開発室
蓬莱
「よく来てくれました、今回の司会進行者は私、蓬莱と」
武
「兵器解説者の林武と」
宗谷
「・・・おなじみ宗谷がお送りいたします・・」
天嶽
「おい、俺を忘れるなよ・・・」
武
「さて今回は、艦上攻撃機桜花と」
宗谷
「・・艦上爆撃機橘花です・・・」
天嶽
「・・・・無視された」
蓬莱
「まずは、艦上爆撃機桜花です、どうぞ」
艦上攻撃機 桜花
全長 17.07m
全幅 11.42m
全高 4.55m
発動機 焔12型ターボファンエンジン 2基
アフターバーナー使用時100.23kN/非使用時70.62kN
最高速度 マッハ1.65+
航続距離 3.200km(増層なし)
5.500km(増層あり)
実用上昇限度 16.500m
乗員 2名
固定武装
・二式二十粍回転式6銃身機銃(900発) 1基
空対空兵装
・23式空対空誘導弾 8発 (中距離空対空ミサイル)
・21式空対空誘導弾 4発 (短距離空対空ミサイル)
・三式空対空誘導弾 8発 (中距離空対空ミサイル)
・二式空対空誘導弾 4発 (短距離空対空ミサイル)
(対空作戦の場合、上記のグループのうちどちらかを装備)
空対地兵装
・三式空対地誘導弾 8発
・250キロ通常爆弾 8発
・500キロ通常爆弾 4発
(上記のうちいずれかを装備)
空対艦兵装
・二式空対艦誘導弾 4発
・一式航空魚雷 4発
(上記のうちいずれかを装備)
艦上攻撃機流星の後継機として開発された、帝国海軍初のジェット攻撃機、本来は海軍の命名基準から外れるが、武が押し切って【桜花】と命名した。
外見は、米海軍のF/A-18 ホーネット似ており、開発した設計陣もF/A-18 ホーネットをモデルとしたと開き直っていた。
対艦兵装として、二式空対艦誘導弾が開発されたが、これは98式空対艦誘導弾の1942年型と、思っていい。さらに音速機としては無駄に、本当に無駄に(大事なことなので二回言いました)一式航空魚雷を4発搭載し雷撃を行うことも可能となっている。
武
「この桜花は艦上攻撃機として区分されているが、第二連合艦隊が使用する誘導弾を始めとし新開発の三式空対空誘導弾、二式空対空誘導弾が搭載可能で対空作戦にも参加可能なため、実際には戦闘攻撃機と区分した方が適当だろう」
天嶽
「なぁ、武、雷撃機が存在しなくなったわけを知っているか」
武
「当たり前だ、対艦ミサイルの登場と敵艦に肉薄する時に対空砲火に狙い撃ちにされる危険性・・・・だが桜花は仕方がないんだ、二式空対艦誘導弾は一式航空魚雷の倍の価格なんだ、それに、二式空対艦誘導弾の生産数が少ないんだ」
宗谷
「・・・それに、二式空対艦誘導弾より、一式航空魚雷の方が高威力・・・」
蓬莱
「まぁ、誘導弾は基本的に喫水線下を狙えませんから」
武
「では、次に行くぞ」
天嶽
「次は、艦上爆撃機橘花です」
艦上爆撃機 橘花
全長 16.15m
全幅 17.52m
全高 4.41m
発動機 焔11型ターボファンエンジン 2基
アフターバーナー使用時100kN/非使用時89.62kN
最高速度 マッハ1.58+
航続距離 2.800km(増層なし)
5.500km(増層あり)
実用上昇限度 13.000m
乗員 2名
固定武装
・四式三十粍回転式7銃身機銃(1.550発)
空対空兵装
・21式空対空誘導弾 4発 (短距離空対空ミサイル)
・二式空対空誘導弾 4発 (短距離空対空ミサイル)
(対空作戦の場合、上記のうちいずれかを装備)
空対地兵装
・三式空対地誘導弾 18発
・250キロ通常爆弾 24発
・500キロ通常爆弾 12発
(上記のうちいずれかを装備)
空対艦兵装
・二式空対艦誘導弾 8発
・一式航空魚雷 6発
(上記のうちいずれかを装備)
A-10サンダーボルトIIをモデルとした艦上爆撃機、テストパイロットにあのシュートゥカ大佐のハンス・ウルリッヒ・ルーデル大佐の協力により実用化された、艦上爆撃機である。
機首部分には新開発された四式三十粍回転式7銃身機銃を装備しており、これは戦車の上面装甲をぶち抜ける程度の威力を持った機銃である、また双発機にしては前代未聞の7tを超えるペイロードと12か所に及ぶハードポイント(機外兵装ステーション)を誇っている、また、施した装甲は25mm徹甲弾の直撃にも耐えられるほどの強度を誇っており、陸軍では四式襲撃機、橘花として正式に採用されている。
またこの重量に対してありえないほどの運動性能があり急降下爆撃も可能となっている。
武
「橘花は、低空域での運動性、安定性では他のどの機体でも負けない、さらにルーデル大佐たっての希望で、急降下爆撃を行えるように途中で設計変更を行われた」
天嶽
「大丈夫か、それで」
宗谷
「・・・問題ない・・」
天嶽
「そうですか」
武
「まぁ兎も角、桜花と橘花は、今後の海軍の主力攻撃機として、量産されるだろう」
蓬莱
「では、次回は」
武
「陣風に代わる新型艦上戦闘機烈風と」
宗谷
「・・・局地戦闘機震電・・」
天嶽
「そして、同じく局地戦闘機の紫電改を紹介いたします」
蓬莱
「ご意見ご感想お待ちしております」




