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婚約破棄された瞬間、隣国の王子が跪いて「俺の妃になれ」と言った

 婚約破棄――それは貴族令嬢にとって死刑宣告にも等しい言葉だった。
 王太子との婚約を突然破棄された瞬間、会場の視線が一斉に私へ向く。屈辱と恐怖で足がすくむ中、扉が開いた。
 金色の髪を揺らしながら現れたのは、隣国の第二王子、レオン。
 「そんな男はやめて、俺の妃になれ」
 その一言がすべてを変えた。
 会場が静まり返る中、彼は跪き、私の手を取る。その瞳に浮かぶのは同情ではなく、決意だった。
 なぜ彼が私を知っているの? どうして――?
 拒む暇もなく、私は王子に抱き上げられ、馬車へと連れ去られる。
 目覚めた場所は、隣国の王城。
 「今日からここが、君の居場所だ」
 けれど、彼の笑みの奥には何かが隠されている気がして――。
 奪われたのは自由か、心か。
 裏切りの先に待つのは、偽りの愛? それとも本物の運命?
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