表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

8/19

防衛は大事です!

ジャガの実(さつま芋)の栽培成功から

数日が経つ。


「はあ〜釣りしたい!」


釣りが出来ないストレスが溜まる。

イザベルは農林大臣としてせっせと農作業をする。

イザベルは頑張り屋だ。一面しかなかった畑が今は

三面に拡大されている。


畑仕事をするイザベルを見つめる海人。

「カイト様に進言が2つ程ありますが…宜しいでしょうか?」


「カモン!ビックバス!」


瞬きをするイザベル。返答はない。


「宜しいですか?」


「あ!はい!農林大臣イザベル発言を許可します。」


発言内容はこうだ

1・違う種も植えたい!


これに関しては、あるなら何故今まで言わなかった!とツッコミを入れてイザベルを泣かせてしまい。猛烈に誤った!


「どんどん植えてくれ!」


2・死の島の防衛力を高めた方が良いと言われた。


これに関しても、誰がこんな所に来るんだよ!とツッコミを入れて再度泣かせてしまい。猛烈に誤った!


「善処する!」


イザベルはその後、農作業に戻り黙々と仕事をする。


俺はイザベルに言われた事を考えながら島を探索する。


イザベルが流れついた浜辺以外は断崖絶壁の孤島…

必要か防衛力は?

(まぁ兵隊は居たほうが格好はつくな…)


海人は偶々目についた岩を触りながら岩から出来るなら

「ゴーレム」だなと口にする岩が光る!


……


目の前に岩の人形が現れる。

「お…コレ小学校の時に粘土で造ったカイトロボじゃん!」


名前を言った後、凄く恥ずかしい気持ちになる海人。

1メートル無い位の岩の人形。


「動くのか?」


そう言った瞬間。見事な敬礼をする岩の人形。

「おお!動いた。」

指先までピンと伸びた綺麗な敬礼に感動する海人。

「何か攻撃が出来るのか?」

岩の人形は背中から石のライフル見たいなものを取り出し構える!

「おお!カッコいい!あの岩に撃てるか?」


指差した岩に標準を合わせて引き金を引く!

「ドドドドド!!」

岩に石の弾を連射する!その後、ライフルを捨て腰から石の剣を抜き走り出す岩の人形。

バスん!切りつけた岩を真っ二つにした。

「凄いぞ!お前!やるじゃないか!」

無表情な岩の人形だが…たぶん喜んでいる!

名前は?と聞いたがコレには無反応。

言葉は理解出来るが話せないのだろう!

「よし!お前は今からピーナッツ・TypesRだ!」

ライフルを空にかざしたピーナッツ・TypesR。

たぶん喜んでいる!


イザベルに見せてやろうとピーナッツ・TypesRを連れて畑に戻るが、ある岩の前で立ち止まるピーナッツ・TypesR…


「はは〜ん!ピーナッツは仲間がほしいんだな!」


岩に手を当てピーナッツの仲間の「ゴーレム」を想像する海人!

光る岩。目の前には何も無い…

「あれ?失敗!」

ピーナッツ・TypesRが空を指差す。

「おおお!あれは小学校の時に粘土で造ったカイトロボに合体出来るカイト・バーニアじゃないか!」


空を飛ぶ石の飛行機がピーナッツ・TypesRの後ろに装着される。


「おお!コレはピーナッツ・TypesRフルバーニアじゃないか!」


空を飛ぶピーナッツ・TypesRフルバーニア!

両脇から石のバズーカが飛び出す。

海人は感動する。地上に降りたあとピーナッツ・TypesRと飛行機に別れた。

「良しお前はピーナッツバーニアだ!」

名前をつけられた飛行機は無表情だが空を嬉しそうに飛び回る!


「良し!軍備力が大幅に強化されたぞ!」


イザベルにお披露目した海人!自慢気に腕組みしている


「なんですか!その小さい変なのは!」


海人は落ち込む。2機のゴーレムは無表情だが

たぶん落ち込んでいる。


次回へ続く。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ