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フェンリルと共に。  作者: まるひろ
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31話 装備着けての模擬試合

ブックマークと評価をくれた方々、ありがとうございます。


拙い文章ですがお読み下さい。

31話 装備着けての模擬試合


鍛冶職人のイララクと錬金術師のクースネに製作依頼してた装備を着けて好花このかとグレイは模擬試合をする事にした。


好花は父と兄共同製作の小太刀を抜き正面に構える。

グレイはイララクとクースネ作のロングソードを上段に構える。

2人は幾度も手合わせをしている。

好花は最初は受けをしてロングソードの威力やマジックアイテムとしての機能を確かめようと思ってる。


グレイは好花の動きや仕草で何となく理解してからロングソードに魔力を流して「では、私から攻めます。」と言い 素早く大きく前に動き上段から下段に大きく一振をする。


好花はグレイの攻撃を普段の模擬試合のように受け流そうと小太刀を上段からの攻撃を防御の構えにしてロングソードと小太刀が当たる時、ロングソードからかなりの重量を感じたと思ったので身体全体を後ろに飛びながら威力を少しでも軽減した為に吹き飛ばされた。


アンジュさんやゼクスさん達は「おー!」とグレイさんの一撃と好花の防御に感心した。


グレイさんは吹き飛ばされた好花に追い撃ちをかけるために素早く動き好花に突きを繰り出す。

好花は受ける事なく大きく後ろに飛んで避ける。

グレイのロングソードの突きから爆風が放たれた。

好花は爆風を避ける事は無理と素早く判断して魔力を流してる小太刀で爆風を中段左から右に一閃した。

爆風を小太刀の一振で切り裂き防いだ。

好花はグレイに攻撃に転じ前に素早く動きながら「雷よ。雷神よ。小太刀に纏え!『雷の小太刀』」と詠唱し小太刀に雷が走る。

そのままグレイ目掛けて一突きをする。

グレイは迎え撃つ感じでロングソードを小太刀に合わして繰り出す。

お互いの剣先が当たり好花の雷とグレイの風が四散した。


その時、「それまでっ!」とゼクスさんから終了を告げられた。


好花とグレイは肩で息をしてる。


ゼクス「これ以上はどちらかが怪我ならまだしも命を落としかねませんので止めさせてもらいました。」


アンジュ「コノカお姉様もグレイも模擬試合を忘れて本気の勝負に成ってますよ。」


グレイ「申し訳ありません!熱くなりました!」


好花「私もです。ごめんなさい!」とお互いに謝る。


好花「グレイさん、ロングソードに風が纏ってましたよね。」


グレイ「はい!このマジックアイテムのロングソードには風属性の魔法が付与されてるみたいです。」


好花「正に『風神の剣』ですね。」


グレイ「素晴らしい名前です。『風神の剣』!今日よりこのロングソードは『風神の剣』だ!」と言うとロングソードが仄かに光った。


錬金術師のクースネ「たぶんですけど、ロングソードに『名付け』と魔力を流したのでグレイ様の専用と『名付け』したので又何か付与された可能性があります。」


グレイ「アンジュ様のレイピアとコノカ様の小太刀と同じで私専用の武器に・・・アンジュ様、このような素晴らしい武器を与えて頂きありがとうございます!

アンジュ様の護衛騎士として命をかけて努めてまいります。」


アンジュ「グレイ、あなたの今は私の護衛騎士であり、コノカお姉様の護衛の任務と冒険者としての共に行動する任務もあります。普通の騎士より仕事が多くて更に護衛として冒険者として命をかけなければならない時があるかもしれません。

主として無理をさせてるのは分かってます。せめて装備は出来るだけ良い物を用意するのは私の主としての気持ちの表れなので気にせず使いなさい。」


グレイは嬉しさの余りうっすら涙を浮かべて「アンジュ様の期待に答える為に誠心誠意努めます。」と言い騎士式の最敬礼をする。



次はアンジュと好花の模擬試合である。

ゼクスのお願いで普通のレイピアと普通のミドルソードでの模擬試合になった。


アンジュはレイピアを下段に構える。

好花は正面に構える。


先ずは好花から仕掛ける。

素早くアンジュに迫り力強く上段から下段に一振。

それをアンジュちゃんは右に移動しながレイピアで左に受け流しそのままレイピアを左中段から右上段に振る。

それを好花は頭から後ろに反り交わし剣で突く。

アンジュはレイピアで右上段から剣を打ち突きを反らしながら身体を左に捻り交わしレイピアを突く。

好花は剣を上に小さく振りレイピアの突きを弾き上段から袈裟斬りに振る。

アンジュは後方に飛び避けて間合いをとる。


好花「アンジュちゃん、かなり動きが良くなったね。びっくりしたよ。」


アンジュ「まだまだです。」と言い前に素早く動き小さく細かく突く。

それを好花は剣を細かく振り防ぐ。

アンジュは反撃の隙を与えず細かく突き捲る。

好花は細かく突くレイピアを大きく弾くチャンスを待つ。

暫く攻防が続きアンジュの攻め疲れから突きが鈍った所をレイピアを大きく上に弾き上段から下に振る。

アンジュに当たる寸前に止めた。


ゼクス「それまで!」


アンジュはそのまま座り込み「参りました。」と言う。


好花もへたり込むように座り「少しだけ私の方が体力が有って勝てた感じだわ。腕を上げました。」


アンジュ「毎日、鍛練してますから。でも、コノカお姉様が小太刀を使ってたら私は・・・まだまだですね。」


好花「このレーザーアーマーとコートに籠手やブーツの重みは殆んど感じませんでしたね。」


アンジュ「本当ですね。グレイもでしょ?」


グレイ「はい!アンジュ様、素晴らし装備です。装備無しで動いてるみたいです。」


アンジュ「改めてイララクとクースネに礼をする。素晴らしマジックアイテムに仕上げてくれた。ありがとう。」と言いマジックアイテムに成った装備の引渡しは終わった。

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