2話 出会いと助太刀。
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2話 出会いと助太刀。
好花はシルバーホワイトフェンリルの子供 小恋の先導で3時間程歩いてる。
好花は小恋の顔とかを見て犬ってより狼のような気がしてきた。
リュックのポケットからスマホを取り出して画面を見てみる。
何気にグー○ルの検索でフェンリルって打ち込んで検索した。
「あれ?」って呟き…何で検索できたん?と不思議に思いながらフェンリルを調べてみた。
北欧の神話や昔話に出てくる狼の魔獣や魔物。ゲームのキャラクターや小説のキャラクター。
……「あっ!」っと叫び慌ててラ○ンを開こうとタップしてみたが開かない。他のSNSも開かない。電話もメールも開かない。思わず「何でやねん!」とベタなツッコミをしてしまった。
小恋が不思議そうに振り向いて「好花どうしたの?」って聞いてきた。
「スマホの機能が使えるのと使えないのがあるんよ。ネットに繋がってけど検索して情報は見れるけどSNS類はアプリを開く事ができないやん。」
小恋「スマホ?アプリ?わかんないよ。」
好花「カメラは使える。小恋ちゃん 記念に写真を撮ろ。」って言い小恋を抱き上げてパシャッって写真を撮った。
暫く小恋の後ろを歩いてたら道?街道?らしき所に行き着いた。
道には車輪の跡が4本通ってる。
タイヤの跡より細いなぁっと。
地面を押しかためたような道。
少し休憩をしようと思いリュックからスナックパンを2本出して1本は小恋に食べさせて私も食べた。
ペットボトルの麦茶も少しだけ飲んで小恋にも少し飲ました。
小恋『この水美味しい。食べ物も美味しい。もっとちょうだい。』
好花『ごめんね。あんまり無いからね。街か村にでもたどり着けたら水と食べ物を調達するから。我慢してね。』
好花はここは日本ではないかもって思ってる。車輪の跡があるから人が何処におると思い持ち前のプラス思考で何とかなるさと思ってる。
小恋がこっち方面に人の気配を感じると言うので言われた通り歩き出す。
暫く歩くと遠くに森が見えて来て道は森に向いてる。
更に歩き森の手前に馬車が見えてきた。
小恋『何かが争ってるよ。』
えっ!と思い走って近付くと小恋が「人と魔物が戦ってる。人の方が不利みたい。」
好花「助けないと。」と言い走るスピードを上げる。
見える位置まで来たら2メーター位の二足歩行の腹の出てる豚顔が騎士風の格好して剣と槍みたいな武器で戦ってる。
騎士風の人達は皆傷を負っている。
豚顔は16体と騎士風が6人が馬車を守るように戦ってる。
豚顔は長い槍と棍棒を持って振り回してる。
好花「小恋ちゃん あの人達を助けないと!」と言いお父さん手作りの素振り用の重い竹刀を袋から出して豚顔の後ろから後頭部におもいっきり殴りつけた。
その瞬間、竹刀の竹を留めてる紐が千切れて竹刀の中から鞘に収まった日本刀が出てきた。
好花は「えー!」と驚きつつ鞘から刀を抜き豚顔に斬りかかった。
上手いぐわいに豚顔の首を斬りつけて首を飛ばす。
好花は切れ味に驚き…この豚顔が人間だったら人殺しになるやん!っと思った。
騎士風のリーダーらしき人が「助太刀感謝します。」と言うてるし。
小恋ちゃんはジャンプして前足の爪で豚顔を斬ってるし。
豚顔が棍棒で攻撃してくるのを交わしながら騎士風のリーダーらしき人に「この豚顔は人間ではないですよね。」と聞いた。
「この魔物はオークです!人を見たら見境なしに襲って来る魔物です!知らないんですか?!」
「知らないです!人間やっら人殺しに成りますやん。」
「オークと言う最悪な魔物です!人殺しにはならないので大丈夫です!」
好花は襲って来る豚顔はオークって名前と思いながら棍棒を避けてオークの左足膝らへんを斬る。
オークが叫びながら倒れたのを見て「そこの騎士!今やっ!」と言い騎士風の人達が両刃の剣で斬り殴る!
好花は殺すのに躊躇してるので止めは騎士風に任す。
棍棒や槍を避けて残りのオークを斬りまくった。
小恋と好花で16体のオークを倒した。
好花は6体。その内5体の止めは騎士風の人達。
小恋は素早い動きから前足の爪で千切りに倒してた。
好花は始めての魔物との戦闘と素振り用の重たい竹刀が日本刀やったとか可愛いい小恋ちゃんことフェンリルの子供がめちゃくちゃ強い事に驚いた。
騎士風のリーダーさんが「ご助力感謝します。貴女様のお陰でオークを倒す事が出来ました。」
好花「たまたま通りかかったら戦闘してて助けないとと思ったんです。」
足下に小恋がやって来て臥せの状態になっている。
馬車からメイド服を着た20代後半位のスラッとした綺麗な女性とタキシード?執事服?を着た50代位のダンディなおじさんと10才位の金髪ロングヘアーの青い目をした白人の女の子が降りてきた。
執事服を着たおじさん「ご助力頂きありがとうございます。私達はアンジュ・サリブ子爵の家の者です。こちらがアンジュ・サリブ子爵様です。」と言い女の子を紹介した。
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