12話 魔法が使えた。
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12話 魔法が使えた。
魔法をホーシャさんから教わった日は1日落ち込んだ。
いくら炎属性『トーチ』の魔法を唱えても発動しないから・・・。
イメージを心に刻んで言葉で唱えても発動しない・・・。
好花「流石に落ち込むわ。」と呟く。
魔法が使えると期待が大きかったから・・・。
翌朝、朝練をアンジュさんと共にする。
アンジュさん、ゼクスさん、マインさんは好花の落胆に何て声を掛けて良いのか困ってる。
好花とアンジュさんはラジオ体操第一 柔軟体操 ランニングをこなして水分休憩をしてる。
ゼクス「コノカ様は魔力量が豊富なので使える筈です。魔法士や魔術士が魔方陣や魔術式を使う時に杖や指輪等を媒介して使うのです。」
好花「あっ!魔法使いと言えば魔法の杖だ!杖ってありますかぁ?」
ゼクス「持って参ります。」と言い屋敷に戻って年代物の杖を手に戻って来た。
好花は杖を借りて精神統一をして魔力を杖に流しながら「炎よ。小さな灯火よ。灯れ。『トーチ!』」と唱えた。
何もおこらない。
数回繰り返しても何もおこらない。
好花「ハァ〜。」とため息をはく。
アンジュ「コノカ様、気を取り直して素振りの鍛練をしましょう。」と言う。
好花もアンジュの言葉に朝練の続きをしようと「アンジュさん そうですね。やりましょう。」と言いながら立ち上がり庭に移動して鞘から小太刀を抜き構えた。
集中して一振一振小太刀を振る。
魔法の事を忘れるように。
約1時間がたち朝日に礼をして朝練を終了した。
アンジュさんは休憩の為に椅子に座る。
好花はもう一度鞘から小太刀を抜き正面に構える。
小太刀に好花から微量の魔力が流れてるのを感じる。
意識して小太刀に魔力を流しながら『トーチ』をイメージして「炎よ。小さな灯火よ。灯れ。『トーチ』」と唱えた時、小太刀の先から小さな炎が出た。
その光景をアンジュさん ゼクスさん マインさん 小恋ちゃんが見ていた「おぉーー!」「キャン!」と驚きアンジュさんが「コノカさん、魔法を使えてます。おめでとうございます!」と言う。
ゼクスさんもマインさんも驚きながら魔法を使えた事に喜んでくれた。
小恋ちゃんも「キャンキャン」=「好花!おめでとう!」と言う。
好花「やったぁー!炎がでたー!」と叫びながらめちゃ喜んだ。
ゼクス「コノカ様はその小太刀を媒介しなければ魔法を使えないみたいですね。」
好花は小太刀を鞘に戻して人差し指に魔力を流し「炎よ。小さな灯火よ。灯れ。『トーチ!』」と唱えた。
やっぱり無理。
小太刀を持ち『トーチ』を唱えたら先から炎が出た。
ゼクス「この世界の私達と異世界のコノカ様では何かが違うのですね。それが分かれば良いのですが・・・。」
アンジュさんもマインさんもゼクスさんの意見に納得している。
好花は理由はどうであれ魔法が使えたのが嬉しくてたまらない。
何度も『トーチ』の魔法を使う。
魔法を何度か繰り返してるとあれが出来るかも?と思い精神統一して小太刀に魔力を流しながら「炎よ。燃え盛る炎よ。小太刀に炎を纏え『炎の太刀』」と唱えたら小太刀の刃の部分を炎が纏う。
好花「やったぁー!成功!」
『炎の太刀』のまま構えて大空に向けて一振をした。
炎が刃のように大空に飛んで行く。数十メートル先で炎が消えた。
アンジュさん ゼクスさん マインさん 小恋ちゃんが驚いてた。
アンジュ「コノカさん、今のは・・・。」
好花「太刀に炎が纏ったら格好いいと思って。炎を刃のように飛ばせるかなっと思ったら出来ました!」
ゼクス「コノカ様はその小太刀を媒介にしたら魔法が使えてイメージ通りの魔法が使いるみたいですね。素晴らしい。」
アンジュ「初級の『トーチ』の魔法を教わって応用して魔法を使えるなんて・・・凄いです。」
好花「小太刀を使用しないと魔法使えないけど でもでも!夢が膨らみますわ。」とニコニコ顔。
ゼクスさんが水や風や土に雷の魔法の初級を教えてくれた。
水魔法初級編『ティアー』涙、風魔法初級編『ブリーズ』微風、土魔法初級編『サンド』砂、雷魔法初級編『スターリック』静電気である。
ゼクスさん曰く魔法は魔力量とイメージの明確差で発動する。
人の一般的な魔力量は所謂初級編の魔法しか魔力量が無い為に生活に役に立つ、例えば釜戸の薪に火を起こす時に役に立つ『トーチ』等らしい。
好花は魔力量が多いと推測されるので魔法士や魔術士並に成長するかも知れないと説明された。
アンジュさんも魔力修行を普段からしているらしく魔力量は増量中で一般的な魔法士や魔術士並の魔力量になってるらしい。
アンジュさんの魔法は『ファイヤーアロー』炎の矢、『ウォーターアロー』水の矢、『エアアロー』風の矢の攻撃魔法が使えると教えてくれた。
アンジュさんは攻撃魔法の習得より魔力量を増やせるだけ増やし気に入った魔獣と従魔契約が最大の目的だと言うている。
力を付けて立ち入り禁止の山脈に魔獣を探しに行く時はコノカに付いて来て欲しいと頼まれたので勿論オッケーした。
それまで日々鍛錬だねアンジュさん。
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