──暗鬱
続き2日開けたけどもう一つの方ばっか更新してたら筆止まってた!てへー!(頭をはたくにゃー)
──閑話休題
「──ややっ!? そこに仰せられるのは先の美少女ちゃんでは???」
──現れたのは金髪で青い目の西洋風な風貌をした。見た目は綺麗な女性の人。
ドド助(仮称)さん。つまりは変態さんだった。
なんでこんな所にいるの? 捕まってたはずじゃ……?
「ぬ、抜け出してきたりなんて……し、してないよ~~~???」
すっごい目が泳いでいる。これはダウトだ。
反省してください。
えっと黒ずくめの男の人の……名前は?
「ゼノムだ」
黒いゼノムさんは新手であるドド助さんを警戒している。
それもそうだ、こんな人気のない所に態々来る必要性を感じない。
それもこんな殺菌立った空間に飛び出してくるなんて命知らずにも程がある。
だからダウトだ。
「ドド助さん」
「ナニかにゃかわいこちゃん???」
「何を隠してるの?」
「ナニッてそりゃ~~~──」
くるくるくるりと回りながら気分良さげに話す彼女。
そしていきなりピタッと止まると、その口から放たれた温度のない声音にリンはその瞬間ゾクっとした。
「──使えない者の処分だよ」
***
「──名前【SPEED】君はとんでもない失敗をやらかした」
ニコニコとした笑顔で白髪の青年──【SPEED】に話しかけるドド助さん。だけどその目はちっとも笑っていなかった。
この人洒落にならない感じの人だ。表の顔と裏の顔を使い別けてる。お兄ぃやイリューさんと同じ……いやその纏う雰囲気からしてもっと別、言うなればそう、殺しy──『あ、あ"がぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"』
悲痛な叫びがその場に鳴り響く。声の主はそうあのドド助さんに【SPEED】と呼ばれていた青年さんである。
その様子に彼の部下たちは只々戦々恐々として見詰めているだけであった。
今回のお話
金髪ちゃん「ウチの島荒らしてんじゃねーぞ♪♪♪」
白髪君「さ、さーせん!許しておくんなし!?」
↓ポイントをいただけるとうれしいのでつづきがかけます。(にゃー)感想もください!(懇願)