表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/31

白が赤に染まる話(side)

こんばんわ、ネコです(挨拶)

今回はあの人の視点です。

「──んー、やっちゃったかなー……???」


 ()()()()()の光景に呑気に周りを見渡す少女。

 周りには()()の手や足の様な部品が白い部分を覗かせたりネジ曲がったりして散らばっている。

 そんな血みどろになった世界で暢気に話す少女。

 ()()()()()()手をぷらぷらさせながらふんふふーん♪と鼻歌を口ずさむ。

 べちゃ、べちゃ、と床に付く度に跳ねる()が真っ白だったドレスに染み込んでいく。


 流れる金髪がサラサラと揺れる。

 その青い瞳は冷たくなった()()()を見下ろし、にっこりとただ一言。


「──ごめんねっ♪♪♪」



***

──プルルプルルルルル!!!


「──ぁーもううっさいなぁ~~~???」


 ()()が終わると直ぐにベッドへ倒れこんだ少女。パチッと目が覚めると電話の音が部屋に鳴り響いていた。

 仕事先から貸し入れたホテルは()()蜂の巣にされてるだろうし。何なんだろうね?

 頭に鳴り響く大音量に打ち負け、受話器を手に取る。

 彼女の名前は亜李子(アリス)・ドゥーヴェ。殺し屋だ。


「──おいっ!!? 《Alice(アリス)》貴様どういうつもりだっ!!! ()()はどうなった!!? 破棄するつもりかぁぁぁぁ!!?」


 寝起きの頭にうるさい声。受話器の向こうからは銃声が聞こえる。

 これは非常に鬱陶しい。因みに《Alice》はわたしの名前(コードネーム)だぞっ♪


「あー、もううっさいな~~~??? ()()()()()また連絡するから、がんばってじゃね~~~「おい待て──(ガチャ)」


 さてと……そろそろ時間だっ♪


「がっこうがっこ~~~♪♪♪」


 依頼しにきた時も胸ばっか見てたし~、会社も今頃ポリスに囲まれてる頃だろう。それに、今さらあの依頼主に価値を見出だすことができる要素があるようにも思えない。日本人に分かりやすく言えばYO・U・ZU・MI、だっ♪


***

「──ねぇねぇ亜李子ちゃん! 『エターナル・グロウ』ってやってる!?」

「『Eternal Grow』? 初耳ですネ」

()()()()だよ知らないのっ!?」

「シリマセーン」

「じゃあじゃあ! ……一緒にやらない?」

「oh、ごめんなさーい。ちょっと用事があって出来ないのデースよ~~~」


 今世の中で人気らしいゲームに誘われたが、()()()()をてきとーに誤魔化して断る。

 人殺すからゲームできないなんていったらおもしろーい。ことになるかもね~~~♪ わたしだったら鉄拳制裁だけどねっ♪

 微妙にカタコトなのは日本人とイギリス人のハーフだから(てきとー)だぞっ♪♪♪

そうですわたしがしにがみです。

ちなSEEDはプレイヤー限定のものじゃありません。意味に気づかれた方は既にいらっしゃるでしょうが……


↓ポイントをいただけるとうれしいのでつづきがかけます。(にゃー)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ