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第七十一話 神様、説明はポタンさんにお任せです

これからの準備で今日もお店はお休みだ。ポチとかタマジャの従魔軍団も狩りに出かけた。


「それでは、これからの事をポタンさんより説明してもらいます」


「えぇ~ 今後ですが、地上店では日替わりなどの小売りは中止です。それに伴い立食い飲み屋を兼ねた食事処を夕方から営業することになりました」

「食事処ですか?」

「そうです。ダンジョン店は現行のままで11時からの営業です。それで、これからは宿泊のお客様にも食事の提供を開始します。これは宿の料金を現行より2,5倍の値上勧告を受けましたので、現在の4500ギルを12000ギルに改定して、滞在中に食事処で使える2000ギル分の金券と朝食として、おにぎりかサンドイッチなどの軽食をお渡しする事になりました。」

「それって仕事時間も長くなるの?」

「ケンモさん。どうですか?」


「夕方から入れる人を募集します。それまではお手伝いをしてもらえると助かります」

「では、それは私が手配します」

「あと、16階層にも自販機を置いたことで、ユウゴ君にも薬をお願いしていきますし、武器の手入れも強化していきますので、リョウ君もお願いします」

「ストックはたくさんありますので安心してください」

「レア鉱石も手に入りましたから大丈夫です」

「ありがとう。それと、セリナさんの負担が増えるかもしれませんので、あとで個別でお話しましょう」

「店長……試食は外せません」

「えっ! 時給上がるのですか? そしたら私も頑張るわよ~」

「……リーザさんもお願いしますね」


「プラムさんにもお願いなのですが、野菜は出来るだけ自給出来るように畑を広げたいんだけど、出来そうですか?」

「はい。任せておいてください」


「では、先を説明しますね。食事処では前払い制にして、惣菜・お酒・お酒以外の飲み物。あと、宿泊客限定のセット物を用意し、それぞれの種類は同一価格にすることで会計を分かりやすくします」

「覚えやすそうですね」

「価格は明日までにケンモさんと相談して決めますのでお待ちください。と言う訳で、告知期間を3日儲け、4日後には開店します。みなさんの協力をお願いします」


さぁ~開店準備だ! お店のレイアウトを一部変更し、宿泊者ブースと一般ブースを分けよう。

一般は立食いなので椅子はナシだな。宿泊者は椅子に座ってゆっくり食べてもらおう。


「ケンモさん、営業時間は17時から21時でいいですか」

「いいんじゃない。10階層と同じだし。あと5階層は16時に閉めて休憩を入れましょう」

「わかりました。早めに人を探してきますね」

「お願いします」


あと、ランチ時に食事処は開けないことも決めた。日替わり弁当を市場の屋台で売るからだ。


弁当は商業ギルドに一括で卸し、各屋台に分配してもらう事になった。利益をどれだけ乗せるか知らないけど……


まぁ~みんなが儲かれば良いよな。









(ケンモよ……今回は説明が多くて詰まらんな)

しょうがないよ。是正勧告を受けての変更だからさ~ しっかりみんなにも説明しないと……

(でも、楽しくなかったぞ……)

まぁ~ そんな回も時には有るって事さ

(そうかも知れんがのう……)

なにを心配してるの?

(いや……飽きられんかなと……)

すでにこのコーナーが飽きられてるかもよ

(なんと!)



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