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第二十四話 神様、新人さんは凄腕でした

夜食が出来た頃、ポーチンとミタマが戻ってきた。


『今日の獲物は、ブラックバッハだ。これの肉は美味いぞ』

『群れが居たんだよ~』



これが牛だと思った貴方! 正解です(by、作者)

正解じゃないよ! 帰れ!!



ブラックバッハは後で解体しよう。もちろん、ジジィから部位表を頂いて。


今夜はピッグキトンの生姜焼きだよ。と、ポーチンとミタマに出してやる。

尻尾を揺らして黙々と食べているから、気に入ってくれた。で良いよね。


『おかわりだ』

『おいらも~』



「わしには無いのかのぅ~」

「部位表と交換ね」

「……お主は優しさが足んのぅ~」

「要らなきゃ、出さなくていいよ」

「はやまるな。ほら……これじゃ」

「ありがとう。食べていいよ。あっ、ジジィの出番はここまでね」

「なんと!」





今日は生姜焼き弁当。頑張って700個を用意したよ。


10時にはリーザさんとセリナさんが来てくれました


二人に一通り仕事の内容を説明している処に、ポタンさんもやってきたので今日の弁当の試食をしてもらったら、追加を作って来てくださいとまたしても言われた。


セリナさんには盛り付けの補佐をしてもらうつもりだったが……。

ケンモさんだけでは間に合いません。私も作りますと言うと、鮮やかな手つきで次々と焼いて、

あっという間に山盛りの生姜焼きが……。


結果、二人で焼いて二人で盛り付け。開店前には1000個がそろった。



今日も大反響で、開店から2時間足らずで完売。再追加も含めて1300個が売れ、みんなには感謝です。


変わった事といえば、ダンジョン店に来たお客様から、「閉まる時間が早い」と言われたんだよね。


営業時間はいまのところ11時から17時


終わってから二人?のご飯と明日の準備に入るからね。これでもギリギリまで開けているつもりなんだけど…… これもポタンさんに相談だな。



時刻は15時。地上もダンジョンも客足が落ち着いたところで休憩にはいる。

初日の感想をリーザさんとセリナさんに聞いてみた。


「日替わりランチに頼り過ぎていますね。もっと携帯食を増やして、先の階層に向けての補給が出来ないと、ダンジョン内に店を出している意味が薄れますね」

さすがリーザさん。手厳しいです。


「お肉以外の種類があれば嬉しいと思います……。あと異空間保存をもっと活用した仕込みをすれば、後の作業が楽になると思います」

セリナさんは選べる楽しさに作業の効率化か。


「ケンモ様は魔石に魔力チャージは出来るのですか?」

「はぁ? 何ですかそれ?? 魔石……チャージ??? 」


リーザさんからの質問は初めて聞く単語ばかりです……


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