違う世界
「腹が減った」
腹が減りすぎてめがさめてしまった。
体の痛みはまだあるがいつものことだから気にはならない。ただここはいったいどこなのだろう。いままでいた場所の床や壁はつるつるしていたが、ここはザラザラしている。扉も頑丈そうには見えないし、手で簡単にこわせそうだ。もしかしたらこの場所からでれるかもしれない。
ギィィ
手を伸ばして扉を壊そうとしたとき、遠くから何かが擦れる音がした。
もしかしたら誰か来たのかもしれない。急いで扉から離れないと。
ガチャ
「おい、そこのヒューマンでてこい」
声をかけられたので扉からでるとそこには4人の背の高く武器を持った人達がいた。彼らは私のことを睨みつけていたが理由もわからないしどうでもいい。ただ部屋を出たとたん殴られ拘束されたときは凄く腹が立ったけど。
彼等に引っ張られ歩いていくと、今まで見たことが無いものがたくさんあった。いったいあれらはなんだろう、あの大きな緑色のものはなんだろう、天井に吊るされているあの透明でキラキラしたものはなんのためにあるんだろう。私は興味深く回りの物を物や景色をみていたが、他の人の視線も気になった彼等もにたように私のことを睨んでいたからだ。
そのまま連れられ歩いていくとすこし広い部屋に出た。部屋の真ん中に円形の台がありその回りに今まで見た人達とはまた違う服を着た人達が数人いた。また今までと同じように液体を流されるのかと思ったがそうではないらしい。
「隊長連れてきました」
「ありがとう。では後は任せます」
そう言って隊長という人は部屋から出ていった。
「私はエルフの国ナーリナハの王宮魔導隊隊長兼魔導研究所の長を務めているビナだ。」
と長い髭を生やした人が話始めた。
「君と他の子達は君の種族ヒューマンによって監禁され研究されていた。監禁されていたのは主にエルフとドワーフの子で君以外のヒューマンの子は死んでいた。君以外の子は保護されているが君は種族上こちらも保護しにくいため10年間この国の囚人として扱いその後は君は解放される。」
そんな事を言われたが私によくわからない。
その後はまた四人の武器を持った人に拘束され部屋からつれだされた。
次につれていかれた場所はとてもきれいな部屋でこれからは私の部屋になるらしい。四人のうち一人がご飯を食べる場所を教えてくれ、すぐに部屋から出ていった。
ご飯を食べたいしほかの場所にもいきたいけど体が言うことを聞いてくれないし今日はもう寝よう。




