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告白の情景


★第4話目


 何故か挙動不審者として国家の犬に追い回された後、何とか振り切って我が家に辿り着く事が出来た俺は、「あのババァ……この精錬潔白な俺様を変質者扱いしやがって……今度家に火ィ点けたるでなっ!!」等と心に固く誓いながら待つ事数十分。

ピンポ~ン、とドアチャイムの鳴る音に、尻から火の出る勢いで玄関に突っ走り、そのままノブを回すのももどかしい程に、扉をブチ破らんばかりに開けるとそこには、

「エ、エヘヘヘ~……お待たせぇ♪」

はにかんだ笑顔のいづみチャン。

こげ茶色のキュロットスカートから覗く、健康的な白い太股が、不覚にも俺様ハーツを急振動させた。


「い、いや……全然ッ、これっぽっちも待ってないぞよ」

俺はブルルルンと首を回し、デヘヘヘヘェとだらしない笑顔でそう答える。

ところで、「ぽっち」ってどーゆー意味なんだろう?


「よ、よし。そりでは取り敢えず、食材の調達に行きますかぁ」

靴を履き、表へ出ると既に当りは薄暗く、何処かしらから聞こえる虫の音が、秋の長い長い夜の幕開けを告げ始めていた。

俺はいづみチャンの手をそっと握り締めると、彼女の歩調に合わせるが如く、ゆっくりとした足取りで一路近所のスーパーへ向かって歩き出す。


「ところでいづみチャン。今日は……な、何を作ってくれるのかにゃあ?」


「ん~……まだ決めてないよ」

フニャッと可愛らしく笑う、ボクの彼女。

「向こうに着いてから、お値打ちな物を探して決めるよぅ」


「そ、そうか」

なんて出来たお嬢様なんだろう。

将来は……実に良い奥さんになれるぞよ。


「うん、それが良いね。二人で何が出来るか考えてみよう」

俺はコクコク頷きながら、デヘヘヘヘヘェと笑みを返すが、いづみチャンは少しだけ困った顔で、

「でも……私の料理、洸一クンの口に合うかなぁ」

と呟いた。


「あ、当たり前さ。ってゆーか、口の方が合わせちゃうよ。軍服殿に敬礼だよぅ」

無論それは、男としては当然の義務だ。

「だ、第一、いづみチャンの作る料理だったら、例えそれが毒物でも、俺様は平然と食べちゃうんだぜ」


初めての彼女に初めての手料理をご馳走になるんだ……

「不味い」だの「魂が篭もっとらん」だの「この料理は出来損ないだ。食べられないよ」ってな事は言える訳無いじゃないか。

某有名な陶芸家兼美食家でさえ、初めて愛の篭もった手料理を食べた時なんざ、

「とっても美味ちいですぅ」

とか言ってたに違いないんだ。


俺はウンウンと一人そう結論付けながら、チラリンと隣のいづみチャンに目をやると

「~♪」

繋がっている手を軽くブンブンと前後に振りながら、彼女はこの間の学園祭ライブで唄った歌を小さく口ずさんでいた。

ちょっとだけ癖のあるショートカットの髪が街灯に照らされ、淡い光沢を放っている。

その横顔はとても可愛くて、いくら見ていても飽きる事など考えられなかった。


う~む……しかしこんなステッキーな女の子が、俺様の彼女とは……

ある意味、ナイスジェントルメェンの僕チャンにはピッタリ・ジャストフィットネスな彼女ではあるが、それでも何だか夢でも見ているような感じだ。

無論、これが現実であると言う事は重々承知していた。

今こうしていても、繋いでいる手から伝わる彼女の体温が、俺に現世という認識を如実に与えてくれている。

しかし、まさか本当に付き合う事になっちゃうとはなぁ……



――ほんの3ヶ月ほど前の事だった……

夏休みのとある日、俺は多嶋のバカに乞われて、梅女バスケ部とのコンパに参加する事になった。

彼奴は「男の頭数が足らないからさぁ」とかヌカしていたが、本当は、昼寝と将棋とゴロ寝が趣味と言う、何だかもう枯れちゃってる俺を心配して誘ってくれている、と言う事は薄々気付いていた。

だから俺はOKしたのだが……

それでも別に取り立て、行きたいワケでは無かった。

気乗りもしなかったし、女の子とお近付きになりたいなぁ~、とも思わなかった。

ほんの気紛れと言うか、ただ何となく彼奴の好意に甘えてみるか、と言った感じで参加したに過ぎなかったのだ。

そしてその席で、俺はいづみチャンと知り合った。

彼女はバスケ部の次期キャプテンに内定している俺と同じ歳の女の子で、この合コンには、これまた俺と同じく、頭数合わせで参加していると言う事だった。

ショートカットの髪と、どことなく悪戯っぽい瞳が印象に残る女の子で、最初は「あ、可愛いなぁ」と言うだけの感想しか抱けなかったが……彼女と話し込んでいる内に、俺は何時しか自分の心が、まるで底知らずに低迷する日本経済のダウ平均株価の右下がり曲線のように傾いて行くのが分かった。

ただ、その日はそれだけだった。

元々気乗りのしないパーティーだし、そもそも合コンで彼女をゲットしよう等とは微塵も考えもしなかった日本男児の俺である。

解散後、俺は彼女の携帯番号も聞き出さず、そのままそそくさと帰宅。

彼女との縁はこれにて終了……と言う事には、何故かならなかった。

何故なら後日、彼女から連絡があったからだ。

聞くと多嶋の馬鹿が、何と参加した男どもの携帯番号などを記した用紙を、密かに女の子達全員に渡していたと……何たる暴挙か。

個人情報保護法違反もいい所である。

ま、多嶋は多嶋なりに、彼女のいないシャイな男達を慮って、色々としたと思うのだが……

そんなワケで、俺といづみチャンの交流は始まった。

最初は偶に電話で話すぐらいだった。

それが段々と毎日のようになり、やがて外で会ってお茶を飲みながら話すようになった。

彼女との会話はある意味快感だった。

フワフワのボールを、まるで鼻頭にポンポンとぶつけられるような、そんな感じがした。

馬が合うと言うか、波長が合うと言うか……

何時しか時を忘れ、俺と彼女は色々な話に夢中になっていた。

取り止めのない話。

昨日見たテレビの事。

最近の音楽や政治家の絡んだ談合疑惑について新たな局面から切り込む鋭い提案。

かと思えば最新ゲームの裏技からダークウェブサイトへの進入方法と言う会話まで……

日々そんな話しに夢中になっていた。

もちろんそれは、夏休みが終わり、二学期が始まっても続いていた。

彼女の部活帰りや週末など、出会ってはお茶を飲んだり、偶には映画を観たりもしていた。

そんなある日、駅前のカフェで何気にお茶を愉しみながら話し込んでいると、不意に彼女は何か思い出したように少しだけ困った顔で、「ハフゥ~」と大きな溜息を吐いた。


「ん?どうしたの市ヶ谷さん?そんな、どうしたの?って聞かれたいような溜息を吐いて……」


「ん?ん~……あのね、神代君。実はさぁ……ちょいと困った問題があるんですよ」


「困った問題?」

俺はググッと身を乗り出し

「ふむ……なんだい?こうして知り合いになったのも何かの縁だし……俺様でよければ相談に乗るぞ?」


「う~ん……神代クンに相談かぁ」

そう言って彼女はチラリと俺を見やると、顎に手をかけ更に悩んでしまった。


「ぬぅ、何故に悩む?言っておくが、この俺様はご近所でも評判の悩み請負人だぞ?例えば三件隣の飯山さん家のニートを何とかしてくれと頼まれた事もあったんだぞ。それでまぁ、何とかしようと頑張ったけど、結果的に何故か引き篭もり属性が付いてしまってなぁ……今では部屋に篭城していると聞いたが……」


「全然、解決になってないよぅ」


「ま、それはそれだ。結果は時と場合によるのだ。だから取り敢えず、何を悩んでいるのか教えてくれぃ」


「う、うん。実はさぁ……」


で、彼女の話と言うのは、異性の問題についてだった。

何でも、幼馴染で隣街の高校に通う「御子柴」と言う男に言い寄られて困っているとの事。

まぁ、市ヶ谷さんは可愛いし、その幼馴染君の気持ちも分からんではないが……

「……ふ~ん、でもその御子柴って幼馴染なんだろ?それに言い寄って来るって事は好意を持たれてるワケだから……そんなに悩む事なんてあるのかい?」


「うん。だって私、興味ないモン」

そう言って彼女は、巨大なパフェの生クリームを口に運んだ。


「き、興味ないモンって……何かヤケにアッサリとしたお返事で」


「だってさぁ……幼馴染って言ったって、すごく小さい時の話しだよ?それも殆ど遊んだ記憶がないのに……中学の時には既に顔すら忘れていたのにね」


「そ、そっか」


「それなのにさ、つい最近、近所でバッタリ出会って……んで、いきなり『付き合わないか?』って言われてもさぁ……」

そう言って彼女はプゥ~と頬を膨らませ、憤慨したようにパフェにスプーンを突き立てながら、

「アイツ、私が梅女に通っているから『付き合う?』とか言ったのよ。自分の彼女は名門女子高なんだぜ、って自慢したいだけなのよ。そーゆーのって、直ぐに分かるモン」


「な、なるほど。しかし話を聞いてると……市ヶ谷さんはその御子柴ってヤツを、あまり気にいってないような感じだね」


「うん。大っっっ嫌い」

即答だった。

あまつさえ、小さい「つ」が3つも入っていた。

「だってさぁ……アイツ、すんごく嫌なヤツなんだよ?傲岸不遜って言うか……自信過剰で、俺様はモテモテなんですよ、ってな感じで、いつも他人を見下しているの」


「ぬぅ……俺様も時々そんな感じなんだが……って、何故にそんな憐れみの瞳で俺を見るのかな?」


「う゛……じ、神代君は……自信過剰と言うよりも、妄想過多のような気がして……」

言って彼女はは、どこかクスクスと可笑しそうに笑っていた。

何となく、ちょっぴり悲しいぞ。


「しかし……そんなに嫌いなら、面と向かって断れば良いのに……」

俺は腕を組みながらそう言うと、彼女は

「それが出来ないから悩んでいるだよぅ」

とプゥ~と頬を膨らませた。

「だって……やっぱり同じ町内でさ、親同士も知り合いだし……色々とあるのよ」


「ふ~ん、そっかぁ」

俺はフムフムと頷き、軽く天井を見上げて考える。

「ふむ……その御子柴って野郎が言い寄って来なくすれば良いわけだから……あ、そうだ。市ヶ谷さんが誰かと先に付き合えば良いんじゃないか?私付き合ってる人がいますから、って言えば、充分断る理由にもなるし……」


だが、俺の出したナイス提案に、彼女はどことなく悪戯ッぽい瞳で

「……はは~ん」

と呟きながら、俺をジッと見つめたのだった。



「……はは~ん」

顎に指をかけ、市ヶ谷さんはどこか笑みさえ浮かべた不思議な表情で俺を見つめていた。


「はは~ん……って、何だい?俺、何か変な事でも言ったか?」


「またまたぁ……とぼけちゃって♪」

言って腕を伸ばし、俺の手をキュッと抓る。

「神代君、相談に乗るつもりで……そう言って私にいきなり告白するんだモンなぁ」


「…………はい?」

告白って……なんだい?

彼女は何を言ってるんだ?

サッパリ意味不明ですぞ?


「う~ん、でもなぁ……神代君だと、御子柴のヤツ、却って増長しちゃうような気がするなぁ」


「う~む……何だか分からんが、限りなくバカにされているような気がするぞ?」

俺はポリポリと頭を掻きながら、訝しげに彼女を見つめると

「……なーんてね♪」

小っちゃな舌をぺろっと出し、市ヶ谷さんはクスクスと可笑しそうに笑った。

「あのねぇ、神代君の言ってる事、私も考えた事あるんだよ」


「あ、そうなんだ」


「でも、女子高だし……男の子の知り合いって居ないからさぁ……」


「……そっか。ふむ……だったら、カッチョイイ男でも紹介してやろうか?」

俺の頭には咄嗟に、豪太郎の顔が浮かんだ。

ちょっぴりアブナイと噂の男だが(ちなみに噂を流してるのは俺だ)、ルックスは良いし、それに結構気さくで友達の思いの良いヤツだ。

市ヶ谷さんにはピッタリくるかもしれない。


「……神代君の友達?」


「おう。ま、俺様程ではないが、全日本ナイスガイ・ランキング、3位には入る男だぞ」


「うぅ~ん、神代君ほどじゃないって……それって、かなりダメって聞こえるけど……」


「も、もしもし市ヶ谷さん?それ、どーゆー意味だい?」


「エヘヘ~……秘密♪」

肩を竦め、もう一度クスクスと笑う彼女。

そしてやおら頬を赤らめながら、

「でも正気な所……神代君ってさぁ……」

と言いかけて、何故か口を噤み、ジッと俺を見つめてきた。


な、何だか知らんが……て、照れるにゃあ……

「お、俺って……なに?」


「う、うぅん。……何でもないよ」


「そ、そう?まぁ、それだったら良いが……しかしマジな話、そんなに困ってるなら俺が言ってやろうか?俺様の彼女を口説くんじゃねぇー、とかさ」


「あ、ありがとう神代君。でも、そーゆーのってさぁ……直ぐにバレるような気がするんだ。それでバレたらバレたで、後で何かややこやしい問題になりそうな気がするんだよねぇ」

市ヶ谷さんはウ~と唸ると、テーブルに置いてる紙ナプキンを何故か千切り千切り玩びながら、

「だから……そう言う事は……やっぱり本物の彼氏に言ってもらいたいなぁ」

と呟いた。


ふむ……なるほど。

確かに彼女の言う通りだ。

なまじ下手な嘘は墓穴を掘るだけだ。

かと言って……悩んでいる彼女を放って置くことは出来ない。

多嶋企画の合コン、と言うしょっぱいイベントで知り合った者同士とは言え、今ではこうして互いにプライベートな事まで話せる間柄になったのだ。

ぶっちゃけた話、これほど気の合う女友達はいない。

今まで出会った事も無い。

それに彼女は凄く可愛い。

バスケ部所属だが、意外に小柄で、コロコロ変わる表情とか見ているだけでホンワカした気分になるし……

ん?あれ?

もしかして……俺、市ヶ谷さんに惚れてるの?

いや、まさか……でも……


「そ、そうか。だ……だったら……やっぱり俺と付き合うか?」

そんな言葉がごく自然に、口をついて出た。


「またぁ~…」

市ヶ谷さんは苦笑しながら俺を見やるが、

「……そ、それ……本当なの?」

真面目な顔をしている俺に、急にどこかうろたえたように俯くと、ポツリとそう尋ねてきた。


「ま、まぁ……その……うん。結構……本気です」

今度は俺様がうろたえてしまった。

冷静に考えたら、生まれて初めて女の子に『付き合ってくれ』と頼んだワケである。

そう考えたらもうダメだった。

心臓は何故かまるで御主人様を裏切るように高速振動を起こし始め、顔中の毛細血管が破裂しそうなほど拡張していくのが自覚出来た。

もしこれで、『ご、ごめんね神代クン』とか言われたら……多分、俺は3日ほど立ち上がれないだろう。

ましてや『ちょwww冗談っしょ』とか言われた日には、その場でゲシュタルト崩壊だ。


「え、え~と……あの……」

市ヶ谷さんの、しどろもどろな声が聞こえてくる。


不肖この神代洸一。

現在、恥ずかしくて顔を上げることが出来ません。

それどころか逃げ出したいデス。


「ア、アハハ……な、なんか、いきなり言うだモンなぁ」


「あぅ……す、すまねぇ」


「その……も、もう少ししたら……返事するよ」

妙に上擦った声で彼女はそう言うと、

「あ、わわ私……ち、ちょっと用事があるから……」

そう言って、そそくさと席を立つ。

あまつさえ

「じ、じゃあね」

言うやダッシュで帰って行ってしまった。

独り残された俺は、『女の子に告白したじゃけんッ』と言う達成感と『うへぇぇぇ……いきなり過ぎたか?やはりもう少し時を待つべきだったか?あぁ……死にたい』と言う猛烈な後悔を抱え、フラフラと覚束無い足取りで帰宅の徒に着いたのだったが……

はて?もう少ししたら、って言ってたけど……もう少しってどのくらいだ???

思いっきり悩んでしまった。

明日かも知れないし、1ヶ月くらい先かも知れない。

いや、もしかして何事も無かったようにスルーされるかも知れない。

その可能性は大だ。

相手は名門女子高に通う、明るく可愛いお嬢様だ。

対して俺は、ナイスガイだ。

……

あれ?お似合いじゃね?

いやいやいや、待て。少し待て、洸一。

もう少し、客観的に自分を見るのだ。

そう……所詮俺は、名も無き高校に通う馬鹿学生。

街を歩けば一山幾らで売ってるようなありふれた男だ。


フッ……こんなお馬鹿チンな僕チャンが、人並み以上の恋をしようなんぞとは……大それた夢だな。

所詮、オイラは庶民だ。梅女に通うお嬢様と比べれば野良犬みたいなもんだ。

だから恋人を作るなら、学校のガールフレンドで我慢しとくべきだ。

長坂とか跡部とかな。

……

悲惨な未来しか思い浮かばないのぅ……


そんな事を少し虚ろな気分で考えていると、不意にポケットの携帯が鳴り出した。

発信は……え?市ヶ谷さん?

俺は慌てて応答すると

『え、え~と……その……私も……神代君となら……』

彼女の照れた声が、携帯の小さなスピーカーから響いて来たのだった。










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