オルファーナ
■オルファーナ
ノイシュタインから6駅先にある町。
この地方では最も活気づいた交易の町です。
汽車の乗り換え駅でもあり、違う路線が3本交差しています。
駅前には商店や露店が数多く並んでいます。近年は馬車の量も増え、人身事故が絶えません。
仕事や活気を求めて多くの人種が集まっています。彼らと一緒に入って来た動物や商品も目にすることができます。
町のシンボルは白い吊り大橋。但し高層の建物が多いため、駅からは見ることができません。
住宅は3階以上のアパートメントタイプが多く、そのため住宅に挟まれた路地は光が射し込まず薄暗いのが難点です。
路地の上のほうでは建物の壁と壁の間にロープをわたして洗濯物を干してあったりもします。
路地の奥は通りから見えないのでゴミ箱置き場になっています。悪臭が漂うため、窓はほとんど開けられることがありません。そんな場所なのでわざわざ立ち入って来る人もいません。
作品中でルチナリスたちが入った店は吊大橋近くにあります。
店のまわりには白樺を植え、ランタンを多く吊り下げることで、通行人が店内を覗けないようにするとともに、店内から外の雑多な風景が見えないように配慮しています。
名物はイチゴパフェですが高額なのであまり注文する客はいません。
喫茶と雑貨の複合店舗で、店のモチーフともなっているサンタグッズも多数取り揃えています。
気候がよければテラス席で飲食を楽しむことができますが、作中では冬のためテラス席は出ていません。