表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/60

ノイシュタイン城

■ノイシュタイン城


 挿絵(By みてみん)


 ノイシュタインにある山の中腹にある古城。

 そのあたり一帯を領地とする領主の居城でもあります。

 冒険者の間では魔王が住む「悪魔の城」として有名です。



 敷地全体を3m以上の鉄柵で囲まれていて、容易に侵入できない造りになっています。

 1組の勇者が城に入った時点で正門は閉ざされてしまうため、次のパーティが到着してしまった場合は前のパーティの決着がつくまで入ることができません。

 

 正門から正面玄関までの道には台座付きのガーゴイルの石像が並んでいます。

 勇者が来ている時はその像がなくなるため、それが勇者が来ているか否かの判断になります。

 但しこれは魔族から見た場合の変化で、人間である勇者の目の前で石像が消えたりすることはありません。

 ※勇者側からは、ガーゴイル不在時も、魔力で石像の幻影が並んでいるように見えています。

  その魔力が失われた時は、台座だけに見えるでしょうが。




 月1回、庭師が入って木の剪定をしています。

 裏庭には薔薇園があり、中央に小さな四阿(あずまや)があります。

 薔薇園の先には物置小屋のような小さな小屋があります(作中表現なし:没ネタで登場)。

 さらに奥の庭木戸から裏山に入った先には桜の木があります(番外編・桜宴Ⅰ、Ⅱで登場)。


 挿絵(By みてみん)


 正面玄関から中に入ると玄関ホール(3階部分まで吹き抜け)です。

 魔王と勇者が対峙する場所でもあります。

 本来ならラスボスがいる場所は城の最奥が定番なのですが、居城としての役割もあるので手前に設置されています。

 ホール中央には城2階部分へつながる階段があり、途中の踊り場の壁には石造りのレリーフが埋め込まれています。

 ※レリーフはその時の魔王の家の紋章が入ることが多く、今はメフィストフェレスの紋章(鳥が羽根を広げた形と称される)が入っています。


挿絵(By みてみん)


 階段は踊り場から左右に別れ、向かって左側の扉から先にテラス及び外廊下、その先の階段をさらに進んだ先に領主の執務室等の業務スペースがあります。

 右側の扉から先は客間などの普段使わない部屋が並び、そのかなり先が城住人の居住スペースです。

 業務スペース、居住スペース側にも連絡通路があるので、わざわざ玄関ホールまで戻らないとそれぞれの場所へ行けない、ということはありません。

 ※業務スペース、居住スペースと連絡通路でロの字型になっています。



 テラスは硝子扉で庭と隔てることができます。

 冬以外は硝子扉は取り除かれています。




 坂をそのまま利用して建てられているため、正面から見ると1階部分に見える玄関ホールは裏側居住区から見ると地下、テラス・外廊下のある2階部分が1階というわかりにくい構造をしています。

 作中では他に食堂、書庫、食料庫、配膳室などが出てきます。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろう 勝手にランキング
◆◇◆
お読み下さいましてありがとうございます。
『魔王様には蒼いリボンをつけて』本編
はこちらです。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ