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■ 闇


 光の対極にあり、四大属性(炎・水・風・大地)の干渉・不干渉の輪から外れるもの。


 光属性が人間界における聖女ひとりが有する属性とされるように、闇は魔界にあると言われています。

 が、魔族は本来、四大属性しか持たず、干渉の輪から外れる闇は四大属性では対処できないこともあって、古くから封印され、その場所は極秘とされてきました。

 今回、騒動を引き起こした闇は、強大な力を手に入れようとした者が人々の負の感情を集めて作り上げたものの、結局手に負えなくなって封印したものになります。


 《以降ネタバレ注意。本編読了後にご覧になることを推奨します》































 今回の騒動以降、闇は光同様、全ての人が持っているもの、と考えが改められました。

 人工的に集めたりしなければそれぞれで対処できると結論づけられたため、個々の闇はそれぞれが抱えて生きることになります。

 もしかすると、何十年、何百年の先に、再び闇を人々から集めて戦力にしようと考える者が出てくるかもしれません。



 闇に呑まれた者は自分の中の最も大切に思っている記憶を失います。

 

 紅竜はキャメリアを救いたいという想いを

 キャメリアは「キャメリア」として生きていた過去を

 メグは生まれてから今までの自分自身を

 (さい)は第二夫人から課せられた使命を

 アイリスは家のためではなく自分のために生きたいという願いを

 グラウスは25年前に出会った姫への恋慕を

 青藍はノイシュタインでの日々を


 それぞれ失っています。

 呑み込まれ具合によって症状の重軽はそれぞれです。

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◆◇◆
お読み下さいましてありがとうございます。
『魔王様には蒼いリボンをつけて』本編
はこちらです。
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