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四大精霊
四元素を司る精霊。ジルフェ(風)、サージェルド(火)、ウォーティス(水)、メイシア(大地)の4人が存在します。
が、4人揃うことはなく、いつも誰かひとりが欠けて(眠りについて)います。
それは4人揃うことで世界を滅ぼしかねない力が生成できてしまうためで、欠けている部分は精霊の力が込められた結晶が、その力を徐々に放出することで補っています。
結晶の力が切れた時、眠っていた精霊が目覚め、別の1人が眠りにつきます。
赤子が生まれた時に4人のうちの1人が加護を授けます。
魔族がそれぞれ個々に持っている魔力は彼らの加護を受けたためと言われています。
人間にも加護を授けていますが、人間は魔力を持たない者が多いため気付かない者のほうが多いです。
精霊の性質上、魔族と人間のどちらか片一方に与することはありませんが、ウマが合う、合わないというのはあるようです。