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天才?魔導士の学園生活  作者: 常盤 兼成
2/2

雑談

「へぇ……ここがミスカト二ックねぇ……」



 メアは冷めた声で門の前に立つ。


 ミスカトニック学園は普通の方法ではたどりつけない場所に位置する。


 というよりは魔法的結界が張られており近づくことすら不可能に近い。


 そのため近づけたものは入学可能というミスカトニックの入学審査も兼ねているのだ。


 なおメアは自分の力では結界を破れないため、勇者-レガンにつき入れてもらっている。


 ……ならばなぜメアをミスカトニックへ案内したか?


 一つはメアが天才的星魔道の使い手であること、星魔道は大変難しくまた多くの知識を必要とするため使えるものはいたとしてもメアほど使いこなせるものはいないだろう。

 さらにメアは闇属性も深く学んでおり、戦闘慣れしてないだけでミスカトニックの者と比べても見劣りしない能力はあるからだ。


 二つ目は……単純にレガンがメアに惚れたからかもしれない。ミスカトニックは性質的に男子の方が多い。もちろんレガンもそのうちの一人だ。

 そしてプライドが高く「魔法も使えないような者を伴侶にしたくない」という偏った意見の持ち主もまた多いのだ。

 そのため「自分よりは弱いけどとても強い者」であり美貌も備えたメアに惚れるのは当たり前なのかもしれない。

 ちなみにメアは男だ。


「あ、入学審査あるけどたぶん余裕だから先に行ってるね」


「……わかった」


 入学審査はもちろんあるが実質無いに等しい。

 ここまでたどり着ける力があるから、なのだが。


 自力で来ていないメアは入学審査をクリアできるのか!?

 次回、「即詰み」

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