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メア
その日、世界を滅ぼすために一人の若き天才魔導士が立ち上がった。
名をメア、姓名はない。
その魔の力は世界に轟き、そして勇者の耳に入る。
そして勇者と魔導士の王—魔王の戦いは三日三晩続きついに勇者が勝利を収める。
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「若き魔導士、いや魔王よ。なぜ故このような真似を」
「私は千の魔を知り、万の頂をみた。すでに目標を失った。ならば終わらせるまで」
「私よりはるかに強い者が百おり、そして魔法を研究している学園がある。
私もそのうちの一人だ、ぜひそこで学ばないか」
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勇者はメアにとある学園への加入を命ずる。
学園名は――――ミスカトニック
すべての世界の英雄が集う場所
天才と言われて東大に入ったらもっとすごい奴しかいなくて……。
って話から思いつきました。