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神々の御剣  作者: 神聖龍
7/30

第1部:第6話:『神の眼作戦』

俺達は気を取り直してまた旅に出ようとした時・・・


グニャァ・・・


と俺の視界が歪む

俺(あ・・・あれ?)

と思ったときに俺はもう気を失っていた

桜「煉次様!」

と最後に桜の叫び声が聞こえた・・・


―政府本部―

?「報告には死神が現れたと言っていたが?」

?「恐らく刀神機でしょう

モニターで少しですが確認されました。」

?「しかし、呼び名が無いと困るな」

?「では報告通り死神でいいではないか

それとも堕天使と呼ぶか?」

?「そんな事はどうでもいい

それより轟が居なくなったつまり戦力が減ったという事実だ」

そう口論する中玉座に座っていた男が

「もういい

どうせ例の作戦を遅くとも始めるつもりだったのだ

それが早くなったと思えばいい

各隊長に通達

これより反乱軍を殲滅する指令は後々各部隊に通達する

始めるぞ【神の眼作戦】」

『了解!全ては王の為に!』

そう声を揃え言った後

慌しく去って行った。

そして王と言われた人間は

王「もうすぐだ・・・

もうすぐで我の長年の夢が叶う」

そう言って笑った。


―煉次―

俺は目が覚めたがまだ頭が少しくらくらする

俺はいつの間にかベットにいた。

俺「ここは?」

と呟くと

桜「宿です」

と桜が横から答えてくれた。

俺「うぉ!いつの間にいたんだ?」

桜「ついさっきからですよ」

と言われ俺は『そうか』と苦笑しながら言った。

俺「ところで俺はなんで気を失ったんだ?」

と聞くと丁度犬神が現れ

犬神「そりゃぁお前があれだけ凄い威力の魔法を使うからだよ

魔法ってのは前にも教えたが精神力を使うんだ

お前はあれだけの威力の魔法を無駄な消費もかなり多い状態で使ったんだ

2,3日寝てても不思議じゃないような消費量なんだぜ」

と言われて俺は気がついた。

俺「俺はどれだけ寝てた?」

と聞くと

犬神「一日だよそれまでの間桜ちゃんが寝ずに面倒見てたぜ感謝するんだな」

と言うと

桜「私は当然の事をしたまでです」

と言ったが俺は

俺「だけどありがとな」

と笑顔で言うと顔を赤くして『いえ』と言った。

シャルン「犬ッチ」

と呼ばれ犬神が『ん?』と振り返る

シャルン「どうやら政府が本格的に動き出すみたいだよ

隊長クラスの人達も行動し始めたみたい」

と聞き犬神は顔色を変え

氷「どうやら例の作戦を始めた見たいですね?」

といつの間にかいた氷が無表情のまま言うと

犬神「あぁ・・・」

と何かを考えながら答えた。

俺「なんだよ例の作戦って」

と俺が聞くと

犬神「反乱軍を一掃するつもりなんだよ」

と答えた俺は驚きながら

俺「じゃぁ行動しないと!」

と言うと

氷「先ほどシャルンさんが言いましたが隊長達も行動を開始しているんですよ?」

と言われ俺は前戦った轟という人を思い出した

俺「そういえば轟さんでも副隊長ってことは」

犬神「もちろん桁違いの強さだよ」

と言われ俺は何故犬神が悩んでいるか分かった。

犬神「しかしいつまでも見ているつもりはねぇよ

とりあえずこの町をでるぞ」

と言って宿を出た。


俺はなんとなく桜を見ると右手が少し火傷していた。

それを見られたと感じたのかサッと手を隠したが

俺「それさっきの戦いでか?」

桜「いえ・・・違います」

と言うが

俺「正直に言え俺は嘘をつく奴は嫌いだ」

と言うと俯きながら『すいません』と言った。

そして俺は桜に近づき

俺「ったく 正直に最初から言えばいいのに」

と言い桜の顔を見ると

俺「え!」

と驚いた桜は泣いていたのだ

俺は『え?え?』と混乱していると

桜「すいません・・・こんな火傷をしていると捨てられると思って・・・」

と桜は言った。

確かに世の中には役に立たないと思った瞬間に捨てる人間も居るだろうだけど

俺「そんな事気にしてたのか?大丈夫だって俺のパートナーはお前だけだよ」

と言って頭をクシャクシャっとした。

俺「それによ・・ほら・・・笑ってる桜のほうが・・・可愛いし」

とぼそぼそと言うと桜はニコッと笑顔で

桜「はい!」

と言った。

そして俺と桜も宿を後にした。

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