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神々の御剣  作者: 神聖龍
24/30

第2部:第13話:『平和な日』

・・・様・・・煉次様


と女性の声がして俺は目が覚める。

桜「おはようございます煉次様」

と満面の笑顔で挨拶をしてくれた。

俺はこの瞬間(あぁ今日もいい日になりそうだな)と思った。

二人で少しの間会話を楽しんでいると、

コンコン・・・

と、ノックの音がした。

俺「は〜い」

と言うとガチャリと開く、そこにはサラの姿があった。

サラ「おはよう、今日は犬神が煉次の両親と研究所に言ったから一日自由時間だって」

と、今日は好きに行動していいことをまず教えてくれた。

そして、続けて

サラ「それでね?良かったら今日は一緒に買い物に行きたいなぁと思って」

と、買い物に誘ってきた。

俺は自分の中のもう一人の存在をしり、一人で考えたかったが一人でいると逆に滅入ってしまいそうなので行く事にした。

桜も俺が行くと知ると『それじゃぁ私も』と言う事で、

俺、サラ、桜、氷の4人で買い物に向かった。

俺達がホテルを出ると眩しさに目を細めてしまう。

眩しさに慣れてきて目を開くと俺は自然と

俺「すげぇ〜」

と声を出してしまった。

目の前には高い建物がズラリと並び

人通りは多く、地面、空中共に車が大量に走っている。

まさに大都会と言った感じである。

俺はついついキョロキョロと周りを見渡してしまう。

桜「そんなに珍しいですか?」

と桜が話し掛けてきた。

俺「あぁ・・・俺のいた所とは賑やかさが全然違うし、店もたくさんあるし

何もかもがすげぇとしか言えねぇよ」

と率直な感想を述べた。


俺はサラに連れられ服屋に足を運んだ。

俺はとりあえずサラ達が服を選び終わるのを待った。

その時、俺は始めて着物姿じゃない桜を見た。

ワンピースなど様々な服を着る。

サラと氷も同じように様々な服を着る。

試着しては俺に感想を聞く、

俺は素直に似合う物は似合う、似合わない物は似合わないと言った。

結局一時間かけて服を選び、女性たちは下着を買いに行った。

俺は流石にそこまで行きたくないので自分でいいなぁと思った服を選び試着する。

俺がこの店で1番気に入った服を試着して外に出ると丁度桜がいて

桜「とってもカッコいいですよ」

と笑顔で言ってくれた。

どうやら女性達は下着を買い終わったらしく買い物袋が増えていた。

俺も服を数着買い、女性達の分も荷物を持ち違う店にいった。

次の店は水着などが売っているスポーツ用品店。

皆、水着を買いに来たのだ。

今回は女性達は『泳ぎに行くまで秘密』と言い残し買いに言った。

仕方なく俺は一人で水着を選んでいた。

結局すぐに決まってしまい、残りの時間は椅子に座ってのんびりとコーヒーを飲んでいた。

そして、コーヒーを飲みながら外を見る。

目の前を車が行き来しており下を見れば人がとても小さく見えた。

しばらく、そうしていると女性組が楽しそうな会話をしながら戻ってきた。

俺は立ち上がり再び荷物を持つ。

そして、もう昼と言う事で昼食を取ることにした。

近くのオープンカフェに行き注文をした。

俺「カフェオレとタマゴサンド」

桜「同じ物を」

サラ「チョコレートパフェ!」

氷「私もチョコレートパフェを」

と皆思い思いの物を頼み、

会話を楽しみながら昼食を取ることにした。

俺はこんな平和な日がいつまでも続けばいいなぁと思った。

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