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神々の御剣  作者: 神聖龍
12/30

第2部:第1話:『両親と再会』

遂に第2部に突入です^^

この第2部は地球での出来事を書いていくつもりです^^

俺達はしばらく海の上をブースターを使いながら移動していた。

すると目の前に島が見えた。

俺「あそこは?」

と俺が聞くと

犬神「極東の日本と言う国だ」

俺「日本・・・」

日本俺が住んでいた第二日本の元となった国

言わば俺の故郷の故郷だ。


そして、その日本の首都東京へ着いた。

海岸で目立たないように降り

そして電車などを使い都会までやってきた。

そこは火星とは比べ物にならないほど高度な文明で栄えていた。

犬神「ここは政府や反乱軍と違い中立を守っている国だ

襲われなければ何もしないがこの国は見ての通り技術が凄い

つまり一度襲われればとんでもないしっぺ返しが帰ってくる」

俺はそれを聞き

俺「だから?」

と素直に聞いた。

するとシャルンが

シャルン「その中立の国の最高技術者があなたの両親

つまり貴方は中立軍に入るのよ」

俺「じゃぁあの反乱軍を裏切れと?」

犬神「そうじゃないアレも中立の奴らだ」

俺はその答えに『じゃぁなぜ?』と聞いた。

犬神「さっきも言った通りこの国は何もしなければこっちも何もしない

しかし準備と言うのは必要でな・・・俺と流銀隊長は言わばスパイだ

最近政府は戦力を急速に上げ反乱軍も増大していく

そして情報では両軍ほぼ同時にこの日本の技術を奪おうと襲ってくるんだ」

それを聞き俺は『な!そんな事になったら』

シャルン「今の日本の技術を使えばとんでもない刀機が出来るわ・・・

それも刀神機を超えるほどの・・・」

サラはそれを聞き続けて

サラ「その兵器を戦争に使うってわけ?」

というと犬神が『ご名答』と答えた。

桜「しかし刀神機を超える機体なんて・・・」

と言おうとすると止まり

桜「まさか!」

と思い出したように驚くそしてシャルンが

シャルン「そう・・・桜ッチの予想通り【核】よ」


核と言う言葉に俺とサラ以外は静かになった。

俺「なんだよ核って?」

サラ「そうよ」

と聞くと

桜「煉次様・・・核と言うのは国を1つ軽く潰すほどの威力を持つエネルギーのような物です

そして今の日本の技術を使えば新しいエネルギーとなりとんでもない威力の兵器を作り出す事ができるの・・・」

と言う

俺とサラはそれをただ聞くだけしか出来なかった。

俺「そんな技術を俺の親父と母さんが・・・」

と言い続けて『わかった行こう!』

と言い俺達はまた歩く


空を飛ぶ車・・・高いビル・・・まさにSFの世界に迷い込んだ感じだ

俺達その中でも一際大きいビルに近づいた。

俺「ここに親父と母さんが・・・」


もう何年会っていないだろう・・・

顔もうっすらとしか覚えていない

俺達は受付に行き

俺「春日かすが はるか春日かすが 洋司ようじはいますか?」

と俺は俯きながら言う


俺は親父と・・・


母さんと一緒に遊んだ記憶はない・・・


受け付け「そのお二方とはどういったご関係で?」

と聞かれ俺は『息子です・・・』

そう言うと

受け付け「一応念のためお名前とそれを証明するものは?」

と言われ俺は唯一母さんに貰った三日月のペンダントを取り出し

俺「春日 煉次です

これは母から貰ったものです」

そう言って受付の人は電話をしだした。

少ししてから若々しい2人の姿が見えた。

年が40には見えない俺の両親

長髪の金髪に赤い瞳が似合う俺の母さん

黒い髪に黒い目に眼鏡そして髭がだらなしく生えている俺の親父

両方とも一瞬見るとまだ20に見えるくらい若々しい

そして俺を見ると

遥「煉次!」

と母さんが走ってきて俺を強く抱きしめた。

洋司「煉次・・・久しぶりだな」

俺「あぁ二人とも元気そうだな」

と軽く挨拶をし俺の後ろを見た。

遥「こちらの人達は?」

と聞かれ俺は

俺「あの髪がオールバックの人は犬神恭介その横にいる子はオペレーターのシャルン

あの金髪の子がサラ=グレーンその横にいる子がオペレーターの氷

そしてあの着物を着ている人は俺のオペレーターの桜」

と言うと

遥「そう・・・洞窟にあった剣を抜いたのね?」

と言われ俺は頷いた。

遥「やっぱり・・・運命には逆らえないのね・・・

煉次・・・美奈子ちゃんは?」

俺「火星に置いてきた。」

遥「そう・・・確かに連れ来ると危険が多い物ね」

そして母さんは立ち上がり

遥「研究所に案内するわ

犬神さんはそこに居るあの方と話がしたいのでしょう?」

と言われ犬神は『はい』と言って歩きだした。

そして今まで何も言わなかった洋司が

洋司「煉次・・・遥は言わなかったがお前が美奈子と離れた事は

お前が苦しむ結果になるだけだ

気をつけろあの剣を抜くと言う事は過酷な運命を背負う事を意味する」

と俺の頭をポンポンと叩き

俺「いつまでも子供扱いすんな!俺は自分の力でその運命を超えてみせる!」

と言うと洋司は『なら堕ちるなよ』と一言言って母さんの後を追った。

俺達も親父の後を追って研究所に向かった。

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