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神々の御剣  作者: 神聖龍
10/30

第1部:第9話:『サラの宣戦布告』

そろそろ2部目に行く事になりそうです^^

それからしばらくの時間が流れた。

俺のアチコチに傷が目立ち

血が傷口から流れている


もう何度切られただろう

もう何度桜の叫び声を聞いただろう

桜はもう叫ばずにただ泣きながら俺の指示に従う

俺は一瞬でも気を抜くと意識が飛んでしまいそうだ。

それもそのはず俺はサラを庇い必要のない攻撃まで受けている

そしてそのダメージは通常オペレーターの所へ行くが俺が自分に来るようにしているのだから・・・


通信の向こうからサラが泣きながら何かを必死に言っている

だが俺の耳には届かずもう何を言っているのかもわからない

少しして犬神が来たようだ俺に通信を開く

犬神「おい!無事か!桜ちゃんは大丈夫か?!」

と聞くが俺を見て

犬神「まさかお前・・・システムを」

と言ってから『クソ!』と言い放ち通信を切った。


犬神の機体が現れ

犬神「流銀隊長!流銀隊長でしょう?お願いします!今は今だけは引いてください!」

と声が聞こえた。

そして俺の方をチラッと見て

流銀「強くなれ・・・お前は今より過酷な運命を背負いし者

我の名前は流銀。12番隊隊長の流銀だ。俺は地球で待つ」

と通信を送ってきた。

そこには黒い髪に黒いサングラスをした渋い人がいた。

そして赤い機体は何処かへ飛んでいった。


そして俺はバタ・・・倒れた。

光に包まれ巨人が消え

サラと犬神も急いで巨人を片付け俺の所へ来ようとする。


サラ達が来るまでの間

桜「もう・・・もうあんな無茶はしないでください

私煉次様が居なくなると思って怖かった・・・」

と涙を流しながら俺の傍らに居る桜俺は頭をクシャと撫で

俺「ばか・・・俺がそんな簡単に消えるか」

と小さい声で言った。

俺は桜に膝枕をされながら

俺「桜いい匂いがするな・・・すまんちょっち寝るわ・・・

すまんな綺麗な着物を俺の血で汚して・・・」

と言って俺はスースーと寝息を立てた。

そして桜は涙を流しながら笑顔で『いいえ、煉次様・・・好きです・・・』

と小声で言ったがもちろん俺には聞こえていない


少ししてからサラがやってきた。

サラは桜を見て

サラ「あぁ!・・・うぅ〜」

と羨ましそうに見て

サラ「私・・・私!桜ちゃんに宣戦布告します!」

と言った桜は俺を見て

桜「私も負けませんよ」

と言った。

氷は『がんばってください。サポートします』と言っていた。

そして犬神が来てとりあえずさっきの町に戻る事にした。

俺は桜の膝の上で平和そうに寝息を立てながら寝ていた。


俺が目を覚ました時にはもう外は暗く

俺はアチコチに包帯を巻かれていた。

そして桜がずっと看病していたのか

俺のお腹の辺りで寝ていた。

そして『ん〜』と目をこすりながら起き

俺は『起こしたか?悪い』と言うと

桜「いえ!それより大丈夫なんで・・・ムググ」

と大声で言い出したので俺は口を塞ぎシーシーと口に指を当てを静かにしろっとジェスチャーした。

そして桜はコクコクと頷き俺は抑えていた手を離した。

俺「たく・・・今は夜だろ?」

というと『すいません』と申し訳なさそうにいった。

俺「俺こそお前に随分心配かけたみたいですまんな」

と言うと桜が『外に出ますか?』と言ってきたので俺は『あぁ』と言って立とうとすると


グラ・・・


として倒れる。

俺「イチチ・・・」

と言って立とうとするが力が入らず桜が手を差し伸べてくれた。

俺は『すまん』と言って手を受け取り肩を借りながら外へ出た。

そして、外で綺麗な夜景が見える中俺と桜はベンチに座った。


そしてその光景を隅から見ているサラ

氷「いいのですか?」

と聞くと

サラ「今日だけは許してあげるわ

戻りましょうか?氷」

氷「はい」

と言って宿に戻っていった。


そして俺はというと桜と星を見ながら会話を楽しんでいた。

そろそろ2部目に行く事になりそうです^^

しかし全部で一体何部になることやら・・・(現在4部までと考えてますが増えるかもしれません^^;

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